- 著者 渡辺 尚志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044000035
百姓の力 江戸時代から見える日本
- 著者 渡辺 尚志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784044000035
人口の8割を占めた「江戸の主人公」たちの実生活!
江戸時代、社会の基盤をなした村とはどんな世界であり、人々はそこでどのように暮らしていたのか。「割地」や「無年季的質地請戻し」など、土地や山野の所有をめぐる独特な慣行を重視しながら、小農・豪農・村・地域社会に焦点をあて、その歴史や役割を平易に解説。年貢と搾取に耐える弱者のイメージを覆し、自立した豊かで逞しい百姓たちの姿を紹介する。私たちの祖先や故郷へとつながる「本当の歴史」が見えてくる!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一章 江戸時代の村戸現代社会
第二章 なぜ村に古文書が大量に残されたのか
第三章 村はどのように生まれたのか
第四章 土地は誰のものだったのか
第五章 山野は誰のものだったのか
第六章 年貢はどのように取られたのか
第七章 村落共同体とは何か
第八章 領主は村とどう関わったのか
第九章 村と村はどう結びあったのか
第一〇章 村人の世界はどこまで広がっていたのか
第一一章 村はどう変わっていったのか
おわりに 近代への展望
第二章 なぜ村に古文書が大量に残されたのか
第三章 村はどのように生まれたのか
第四章 土地は誰のものだったのか
第五章 山野は誰のものだったのか
第六章 年貢はどのように取られたのか
第七章 村落共同体とは何か
第八章 領主は村とどう関わったのか
第九章 村と村はどう結びあったのか
第一〇章 村人の世界はどこまで広がっていたのか
第一一章 村はどう変わっていったのか
おわりに 近代への展望
「百姓の力 江戸時代から見える日本」感想・レビュー
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中世から近世にかけて百姓を視座に歴史を考える。元はフィールドワーカーに向けた指南書のようだが、農本主義の下での百姓の生活が伺い知れて興味深い。「百姓」については網野善彦氏の著書で農民だけを指す言葉では …続きを読む2016年02月06日29人がナイス!しています
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期待した内容とは違いましたが、いろいろと新しい事を知ることが出来ました。江戸時代の最小単位は「家」であり個人としての意味合いが少なかったこと。農業に対し加工業が栄えた江戸後期に村と区別するために町が出 …続きを読む2016年01月17日26人がナイス!しています
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村落共同体は近代化(商品生産の発展)を阻害したのではなく、むしろ自らの機能低下をともないつつも、商品生産と下からの近代化を媒介し/たとえていえば、村落共同体とは卵の殻/はじめは中の雛(小前層)をしっかり …続きを読む2018年06月21日25人がナイス!しています