- 著者 金丸 弘美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 232
- ISBN:
- 9784040820446
里山産業論 「食の戦略」が六次産業を超える
- 著者 金丸 弘美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月10日
- 判型:
- 新書判
- 商品形態:
- 新書
- ページ数:
- 232
- ISBN:
- 9784040820446
”食の戦略”で人も地域も社会も豊かになる!!『田舎力』の著者、最新刊。
世界の田舎が産業を興している。
「食の戦略」が次代を創る!!
人材を育て、経済を回し、地域を創る方法、それが「食の戦略」!!
-------------------
「食の戦略」……地元の食材、料理で人の味覚を鍛え、地元の食文化をテキスト化して継承と伝達を効率化する。そして、個人の味覚と積み重ねた食文化を基点に町作りを行うこと。
----------------
地域のブランディングを成立させ、お金も地元に落とせるのは補助金や工場ではなく、その地の”食文化“である。それこそが人材を育成し、雇用も生みだしていく。「食の戦略」で育まれた人は、都市にとっても創造的な人物として得難い存在となる。
ローカルこそ、人を育てられる!!
社会を変える最重要産業は、メシである。
○世界遺産と街並みと集落と食を連携させ、人を呼び込むイタリア
○「味覚の講座」で子どもの表現力・郷土愛を育み、輸出力を強化するフランス
○一軒ではなく、地域全体の六次産業化をする日本の山間地 etc
「味覚を育むことは、間違いなく、豊かで個性的な子どもたちを育てることになる。その人たちが、社会を変えていくのだ。」
「食の戦略」が次代を創る!!
人材を育て、経済を回し、地域を創る方法、それが「食の戦略」!!
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「食の戦略」……地元の食材、料理で人の味覚を鍛え、地元の食文化をテキスト化して継承と伝達を効率化する。そして、個人の味覚と積み重ねた食文化を基点に町作りを行うこと。
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地域のブランディングを成立させ、お金も地元に落とせるのは補助金や工場ではなく、その地の”食文化“である。それこそが人材を育成し、雇用も生みだしていく。「食の戦略」で育まれた人は、都市にとっても創造的な人物として得難い存在となる。
ローカルこそ、人を育てられる!!
社会を変える最重要産業は、メシである。
○世界遺産と街並みと集落と食を連携させ、人を呼び込むイタリア
○「味覚の講座」で子どもの表現力・郷土愛を育み、輸出力を強化するフランス
○一軒ではなく、地域全体の六次産業化をする日本の山間地 etc
「味覚を育むことは、間違いなく、豊かで個性的な子どもたちを育てることになる。その人たちが、社会を変えていくのだ。」
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
まえがき
第一章 日本の根強い誤解と失敗
各地で観て、触れ、体験してきた事例の数々から、未だに多い目先のイベント、ハコもの行政など、将来的な視野と展望に欠けた出来事を拾い上げ、改めて問題点を普遍化した。課題チェックリストにも使えると思う。
第二章 「食の戦略」――イタリア編
スローフード運動が北イタリアの小さな町と山間地の食と産業を結びつけ、地域に持続的な経済を生んだ事業であることを紹介する。
第三章 「食の戦略」――フランス編
スローフードの発想の源がフランスにあることを、そして食文化、歴史、食材の栽培法から食べ方までを町づくりに組み込んだ戦略構想について紹介する。とりわけ人の個性を育む教育法として、日本ではないアプローチ「味覚の講座」について詳細を伝えたい。
第四章 食文化を読ませる
日本でもスローフードと同じような手法で、食文化を掘り下げ、地域文化と経済をつなぐ試みが始まっていることを紹介する。
第五章 食文化を仕掛ける
地域の特性を見極め、活かし、若い人の教育、環境に投資する地域づくりを取り上げている。海外に劣らない取り組みをしているところはあるのだ。
第六章 「食の戦略」が社会保障を変える
子供たちの将来の健康を見据えて政策をつくることが、豊かな国を作ることを、優れた学校給食を例に示す。
あとがき
第一章 日本の根強い誤解と失敗
各地で観て、触れ、体験してきた事例の数々から、未だに多い目先のイベント、ハコもの行政など、将来的な視野と展望に欠けた出来事を拾い上げ、改めて問題点を普遍化した。課題チェックリストにも使えると思う。
第二章 「食の戦略」――イタリア編
スローフード運動が北イタリアの小さな町と山間地の食と産業を結びつけ、地域に持続的な経済を生んだ事業であることを紹介する。
第三章 「食の戦略」――フランス編
スローフードの発想の源がフランスにあることを、そして食文化、歴史、食材の栽培法から食べ方までを町づくりに組み込んだ戦略構想について紹介する。とりわけ人の個性を育む教育法として、日本ではないアプローチ「味覚の講座」について詳細を伝えたい。
第四章 食文化を読ませる
日本でもスローフードと同じような手法で、食文化を掘り下げ、地域文化と経済をつなぐ試みが始まっていることを紹介する。
第五章 食文化を仕掛ける
地域の特性を見極め、活かし、若い人の教育、環境に投資する地域づくりを取り上げている。海外に劣らない取り組みをしているところはあるのだ。
第六章 「食の戦略」が社会保障を変える
子供たちの将来の健康を見据えて政策をつくることが、豊かな国を作ることを、優れた学校給食を例に示す。
あとがき
「里山産業論 「食の戦略」が六次産業を超える」感想・レビュー
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第1章の日本の問題点を羅列していくだけでも日本の問題と解決が見えてきそうになったが、2章以降は打って変わって海外の成功事例、日本の頑張っている地方と参考になることが多かった。2017年02月05日290人がナイス!しています
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中山間が73%。集約化、企業化だけで、地域農業や地方の活力が生み出せるのか、持続的社会をつくれるのか(3頁~)。著者は、山間地域でも、景観、環境、商品、人材、メニュー、宿泊体験などを組み合わせた総合力 …続きを読む2016年03月26日33人がナイス!しています
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地元の食材、料理で人の味覚を鍛え、地元の食文化をテキスト化して継承と伝達を効率化する。そして、個人の味覚と積み重ねた食文化を基点に町作りを行う。 地域のブランディングとは、お金を地元に落とせない補助 …続きを読む2024年05月11日24人がナイス!しています