- 著者 史間 あかし
- イラスト 北沢 きょう
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784040706511
あやし絵刺繍幻燈譚
- 著者 史間 あかし
- イラスト 北沢 きょう
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年06月15日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784040706511
原画師の兄と刺繍師の弟。縫い象るは、この世ならざる魂の幻影。
古寺織物に勤める原画師の早苗と刺繍師の瑞穂は、性格も見た目も正反対の兄弟。二人はある日、人にとり憑いているという刺繍の検分を依頼される。一族に伝わる刺繍の「秘術」で事件を解決しようとする二人だが……
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「あやし絵刺繍幻燈譚」感想・レビュー
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明治の世を舞台にした、血がつながらない兄弟の物語。兄は原画師、弟は刺繍師というちょっと変わった設定と、当時の風俗が丁寧に書かれた点が面白かったです。最初こそ弟の瑞穂の性格や口調がしっくりこなかったので …続きを読む2015年08月05日35人がナイス!しています
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前作の『町医者風尹…』から比べると、登場人物もエピソードもかなり絞り込んだ印象です。時代背景や原画師の兄と刺繍師の弟が一族に伝わる刺繍の秘術で事件を解決していくというストーリーは、能が絡んでいたりとな …続きを読む2015年11月25日14人がナイス!しています
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文化や時代背景などが緻密に描写されているのに、場面やキャラクターの行動や感情の描写が疎かになっていると感じた。また、場面展開をキャラの台詞に頼ってしまっている部分もあり話の進め方が唐突なうえに誰のこと …続きを読む2015年10月25日6人がナイス!しています