- 著者 三浦 篤
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月19日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784047035812
エドゥアール・マネ 西洋絵画史の革命
- 著者 三浦 篤
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2018年10月19日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 328
- ISBN:
- 9784047035812
芸術のルールを根本から変えた過激な画家。マネを起点に描く西洋絵画史
印象派より危険で、ピカソより前衛的──。
マネを起点に描き出す新たな西洋絵画史。
印象派が産声をあげる直前の19 世紀パリ。画家マネのスキャンダラスな作品は官展落選の常連であったが、伝統絵画のイメージを自由に再構成するその手法こそ、デュシャン、ピカソ、ウォーホルら現代アートにも引き継がれてゆく絵画史の革命だった。模倣と借用によって創造し、古典と前衛の対立を超えてしまう過激な画家は、芸術のルールをいかに変えたのか。謎めいた絵画作品の魅力と、21世紀へと続くその影響力に迫る。
マネを起点に描き出す新たな西洋絵画史。
印象派が産声をあげる直前の19 世紀パリ。画家マネのスキャンダラスな作品は官展落選の常連であったが、伝統絵画のイメージを自由に再構成するその手法こそ、デュシャン、ピカソ、ウォーホルら現代アートにも引き継がれてゆく絵画史の革命だった。模倣と借用によって創造し、古典と前衛の対立を超えてしまう過激な画家は、芸術のルールをいかに変えたのか。謎めいた絵画作品の魅力と、21世紀へと続くその影響力に迫る。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「エドゥアール・マネ 西洋絵画史の革命」感想・レビュー
-
名画を漫然と観てしまうとその革新性を見落としてしまうのは、それ以降多くの画家に取り入れられて、いつしかそれが当たり前になってしまうから。と頭では分かっても、この本で教えられなければマネの凄さは分からな …続きを読む2020年03月25日26人がナイス!しています
-
絵画史のパラダイムシフトとしての「エドゥアール・マネを中心に据えた西洋絵画史」という野心的な試み。マネ以前の絵画史はマネの作品の中に集約され、マネ以降の絵画史はマネの作品の切り開いた圏域の中にある、と …続きを読む2019年02月22日19人がナイス!しています
-
それまでの様々な絵画を参照して画面構成したマネ。筆の跡も残さず写実的三次元を旨とした伝統絵画に対して二次元平面彩色により以後のキュビズムや抽象絵画にまで影響を及ぼした。マネ以前マネ以後と絵画史の結束点 …続きを読む2019年09月06日18人がナイス!しています