現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す

現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

作品特設サイト
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年08月06日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
280
ISBN:
9784040820347

現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す

  • 著者 栗原 康
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年08月06日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
280
ISBN:
9784040820347

いま、最注目の政治学者が日本の”隷従の空気”を破壊する。新しい暴力論!

いま、わたしたちは、徹底的に生きのびさせられている。生きのびさせられるために、暴力をふるわれつづけてきた。そろそろ、この支配のための暴力を拒否したっていいはずだ。あえて現代社会で暴力を肯定しなおす!! いま、わたしたちは、徹底的に生きのびさせられている。生きのびさせられるために、暴力をふるわれつづけてきた。そろそろ、この支配のための暴力を拒否したっていいはずだ。あえて現代社会で暴力を肯定しなおす!!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 文章自体はところどころわざとひらがなが混じった間抜けなものだが、言っている内容はかなりクレイジーでキレッキレ。すごい。「民衆は国家の奴隷」「道徳は奴隷のための規範」「結婚は奴隷制」などなど、アナキスト 文章自体はところどころわざとひらがなが混じった間抜けなものだが、言っている内容はかなりクレイジーでキレッキレ。すごい。「民衆は国家の奴隷」「道徳は奴隷のための規範」「結婚は奴隷制」などなど、アナキストとしての主張が全開。「はたらかないで、たらふく食べたい」は個人向けだったが、こちらはどちらかというとアナキストの歴史と社会構造を簡単にまとめた内容になっていて、おもしろさ的には劣るが、刺激的な一冊。ほんとうに人間はくそだな! …続きを読む
    徒花
    2016年03月29日
    325人がナイス!しています
  • アナキスト学者、栗原康の暴力論。あの文体のパターンでついつい飽きてしまいがちになってしまうのだが、ついつい読んでしまうのも事実。暴力をテーマに、大杉栄に伊藤野枝、辻潤、水滸伝にはだしのゲン、はてまた源 アナキスト学者、栗原康の暴力論。あの文体のパターンでついつい飽きてしまいがちになってしまうのだが、ついつい読んでしまうのも事実。暴力をテーマに、大杉栄に伊藤野枝、辻潤、水滸伝にはだしのゲン、はてまた源氏物語まで論じる。バラエティに富んでいて良い。しかし、ギロチン社の中浜哲という人は本当にどうしようも無い人で、行き当たりばったりの典型というべきか。アナキストのテロリストであるのは確かに間違いないが、どちらかというと維新以降~戦後に至るまでに無数に現れた奇人の中にカウントすべき人物かと思う。結局読了。 …続きを読む
    立花孝志大嫌いおじさん・寺
    2020年12月11日
    62人がナイス!しています
  • 若きアナーキズム研究家の新書。大杉栄伊藤野枝夫婦の引用や原発問題なども絡めて、生きること自体が暴力であると論じる。この著者の本をまとめて読んでいて重複部分が多く感じられたのは仕方ない。アナーキズムの目 若きアナーキズム研究家の新書。大杉栄伊藤野枝夫婦の引用や原発問題なども絡めて、生きること自体が暴力であると論じる。この著者の本をまとめて読んでいて重複部分が多く感じられたのは仕方ない。アナーキズムの目指す理想にクラクラする。単純なのだがそれはもう夢想だ…… 奴隷根性や生きる負債についての論考は刺激的だ。ではどうすればいいのかと。すべてを投げ出しての爽快さを感じるぐらいしかないのかと。大杉の時代と違い、柔らかい口調と表情を持つ権力にどうするのかとも。うーむ。 …続きを読む
    harass
    2017年05月17日
    54人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品