座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年01月13日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784041032787

座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

  • 著者 出口 治明
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年01月13日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784041032787

稀代の読書家にして注目の経営者が、いつも座右に置く中国古典とは?

中国は唐代、2代皇帝・太宗による統治(貞観時代の政治)の要諦が凝縮された『貞観政要』。日本においては徳川家康、北条政子も参考にし、世界最古・最高のリーダー論として世界中で読み継がれている。「部下からの厳しい言葉にこそ耳を傾けること」「組織のパフォーマンスは、リーダーの器以上にはならない」「上司は、自らの権限の及ぶ範囲を明確にし、できれば制限しなければならない」――太宗が心得た組織・リーダーシップのポイントの数々は、時代を超えて通用する普遍の真理である。
『貞観政要』を座右の書にし、現代における注目リーダーである出口治明氏が、はじめて中国の古典を深く語る。
中国は唐代、2代皇帝・太宗による統治(貞観時代の政治)の要諦が凝縮された『貞観政要』。日本においては徳川家康、北条政子も参考にし、世界最古・最高のリーダー論として世界中で読み継がれている。「部下からの厳しい言葉にこそ耳を傾けること」「組織のパフォーマンスは、リーダーの器以上にはならない」「上司は、自らの権限の及ぶ範囲を明確にし、できれば制限しなければならない」――太宗が心得た組織・リーダーシップのポイントの数々は、時代を超えて通用する普遍の真理である。
『貞観政要』を座右の書にし、現代における注目リーダーである出口治明氏が、はじめて中国の古典を深く語る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序章 「世界最高のリーダー論」はどうして生まれたか
      ――ものごとの「背景」を押さえる

第1章 リーダーは「器」を大きくしようとせずに、中身を捨てなさい
      ――「権限の感覚」と「秩序の感覚」

第2章 「部下の小言を聞き続ける」という能力
      ――「諫言」の重要性を知る

第3章 「いい決断」ができる人は、頭の中に「時間軸」がある
      ――「謙虚に思考」し、「正しく行動」する

第4章 「思いつきの指示」は部下に必ず見抜かれる
      ――「信」と「誠」がある人が人を動かす

第5章 伝家の宝刀は「抜かない」ほうが怖い
      ――「チームの仕事」の重要なルール

第6章 有終の美は「自分」にかかっている
      ――ビジネスを「継続」していくために

「座右の書『貞観政要』 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【リーダー】出口治明さんの他の本が良かったので、続けざまに読了。リーダーとしてどうあるべきかというのは、そのまま小学校の学級経営という私の仕事に直結した。「人は負荷によって成長する」と考え、個人の特性 【リーダー】出口治明さんの他の本が良かったので、続けざまに読了。リーダーとしてどうあるべきかというのは、そのまま小学校の学級経営という私の仕事に直結した。「人は負荷によって成長する」と考え、個人の特性に応じてその負荷のかけかたを変えていくことは、教育の個別最適化にもつながる考えだった。「君主が姿勢を正しているのに、国が乱れたことはこれまでに一度もありません」学級担任としての自分を顧みる、ある意味耳が痛くなる言葉。だが子どもたちに変化を求めるならば自分自身がどうかを問わなければいけない。良書。 …続きを読む
    江口 浩平@教育委員会
    2020年01月04日
    27人がナイス!しています
  • 103座右の書「貞観政要」を出口治明さんが現代の人にも役立つ事を分かりやすく解説しています。李世民が何故?名君になったのかそれは彼が滅ぼした隋の煬帝と同じように家族を殺して王位を奪ったから後世に良く書か 103座右の書「貞観政要」を出口治明さんが現代の人にも役立つ事を分かりやすく解説しています。李世民が何故?名君になったのかそれは彼が滅ぼした隋の煬帝と同じように家族を殺して王位を奪ったから後世に良く書かれたいと思い自身を律し善政を行ったから。人の能力は他の人とそれほど変わらない李世民も過ちを犯し家臣に説教されているので親近感を感じるけど李世民が凄いのは直ぐに正す事、これはなかなか真似できない。何度も読んで自分を正して行きたい、李世民・信陵君・上杉鷹山・保科正之への道はまだまだ遠い …続きを読む
    スー
    2019年07月07日
    25人がナイス!しています
  • 出口さんの視点で貞観政要について解説する。出口さんの身近なエピソードと貞観政要に取り上げらている話がうまく絡み合っていて面白い。これまで貞観政要については複数の解説本を読んできたので大体の内容は分かっ 出口さんの視点で貞観政要について解説する。出口さんの身近なエピソードと貞観政要に取り上げらている話がうまく絡み合っていて面白い。これまで貞観政要については複数の解説本を読んできたので大体の内容は分かっているものの、実践は難しいと感じる。何よりも人事が大事であり、諫言を許す雰囲気が大事なのだろう。私はまだ上司が多い立場のため、実践する場は少ない。といっても、また後輩が増えてから、読み直したい。 …続きを読む
    takam
    2020年01月24日
    24人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品