- 著者 京極 夏彦
- 著者 柳田 國男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年06月20日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 480
- ISBN:
- 9784044003227
遠野物語拾遺retold
- 著者 京極 夏彦
- 著者 柳田 國男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年06月20日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 480
- ISBN:
- 9784044003227
天女は舞い、天狗は駆け、狐狸が跋扈し、人の想いも空を翔ける――。
『遠野物語』が世に出てから二十余年の後――。柳田國男のもとには多くの説話が届けられた。明治から大正、昭和へ、近代化の波の狭間に集められた二百九十九の物語を京極夏彦がその感性を生かして語り直す。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「遠野物語拾遺retold」感想・レビュー
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『遠野物語』から20年余年、その間にも柳田のもとには多くの不思議な物語が舞い込んでいたようです。明治、大正、昭和と時代を経ていく中で、民俗学が再び目を引き、近代の闇に飲み込まれていくのは恐ろしいところで …続きを読む2018年08月21日75人がナイス!しています
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怪談そのものの伝承、案外微笑ましいもの、論理的な解釈がつけられそうなものなど、さまざまな物語が詰まっていて楽しかった。オシラサマと付喪神系統の話が興味深い。こういう文章は、伝えられていくことこそが大事 …続きを読む2015年08月12日47人がナイス!しています
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京極さんにより現代人でも読みやすくなった『遠野物語拾遺』。『遠野物語』の再版にあたり付録として集められた話という事で、一つ一つはかなり短い。その分やはり『遠野物語』の方が迫力があり面白いのだが、この拾 …続きを読む2015年08月22日46人がナイス!しています