- 著者 斎藤 貴男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 544
- ISBN:
- 9784041031490
「東京電力」研究 排除の系譜
- 著者 斎藤 貴男
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年11月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 544
- ISBN:
- 9784041031490
名門企業、失墜の真相! 無責任国家・企業に驚愕したすべての人に捧げる。
日本を代表する企業が失墜したのはなぜか? 名経営者も輩出し、名門であったはずの東京電力。実態は異論を許さぬ強権“村社会”だった。安全神話を守るために安全を度外視していき、アメリカへの一方的従属、管理・監視の自己目的化を進める。その果てに分割・民営化の先駆となった排除の体質。東電の本質を、社会的・歴史的に徹底取材して抉り出した“現代の古典”。大幅加筆し、無責任国家・企業に驚愕したすべての人に捧げる。解説・池上彰氏
単行本刊行時、池上彰氏、奥村宏氏、白井聡氏、森永卓郎氏、武田徹氏、新藤宗幸氏ら名だたるジャーナリスト・経済学者・エコノミストらが絶賛。さらに朝日、毎日、東京はじめ各紙で書評され、出版界の有志が1年で最も良かったと思える人文・社会科学の作品に贈る第三回「いける本大賞」をも受賞した大作。
文庫版では、『長崎の鐘』で聖者のイメージがある永井隆の人物像をえぐる論考が、文庫版新章として書き下ろされている。
一つの企業から、日本が見える。
単行本刊行時、池上彰氏、奥村宏氏、白井聡氏、森永卓郎氏、武田徹氏、新藤宗幸氏ら名だたるジャーナリスト・経済学者・エコノミストらが絶賛。さらに朝日、毎日、東京はじめ各紙で書評され、出版界の有志が1年で最も良かったと思える人文・社会科学の作品に贈る第三回「いける本大賞」をも受賞した大作。
文庫版では、『長崎の鐘』で聖者のイメージがある永井隆の人物像をえぐる論考が、文庫版新章として書き下ろされている。
一つの企業から、日本が見える。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
はじめに
序 章 人災と「中国ツアー」
第一章 安全神話のパラドックス
第二章 保守論壇のタニマチ
第三章 木川田一隆「人間開発」の欺瞞
第四章 幻の電源爆破
第五章 「勲章を拒否するほど偉くない」平岩外四
第六章 驕慢なる統治機構
最終章 せめてもの希望を
あとがき
文庫版新章 永井隆"聖者”の亡霊
主要参考文献
解説--「しんどい仕事」(池上彰氏)
序 章 人災と「中国ツアー」
第一章 安全神話のパラドックス
第二章 保守論壇のタニマチ
第三章 木川田一隆「人間開発」の欺瞞
第四章 幻の電源爆破
第五章 「勲章を拒否するほど偉くない」平岩外四
第六章 驕慢なる統治機構
最終章 せめてもの希望を
あとがき
文庫版新章 永井隆"聖者”の亡霊
主要参考文献
解説--「しんどい仕事」(池上彰氏)
「「東京電力」研究 排除の系譜」感想・レビュー
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福島事故の時にいた現場の所長のことは、人間としても尊敬していた。東京支店副支店長等を経て、今では年間2兆円を請け負ううちの会社の常務になっている。そんな上司があの原発事故の後に「それでも原発を稼働させ …続きを読む2023年02月15日63人がナイス!しています
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本書の東京電力や山崎豊子『沈まぬ太陽』みたいに、労務管理・組合対策をする部署が、大企業における花形だった時代が、ついこの前まであった。資本家に都合の良いように人間を隷属させることが、出世への道であった …続きを読む2015年12月19日6人がナイス!しています
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原発、電力の成り立ち、今回の事故の関与した東電の構造などを知りたく読んだが途中で挫折。いかにも日本の記者が書いた本で、まず結論、自分が言いたいことありきで書かれている感が強く、また重厚感をだすため?に …続きを読む2016年04月02日5人がナイス!しています