小説 野性時代 第147号

小説 野性時代 第147号

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年01月12日
判型:
A5判
ページ数:
472
ISBN:
9784041030585
label

小説 野性時代 第147号

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年01月12日
判型:
A5判
ページ数:
472
ISBN:
9784041030585
特集は「物語を観る」。亀梨和也さん、加藤シゲアキさん登場の豪華対談3本を中心に、話題のメディアミックス作品をご紹介します。米澤穂信さん〈古典部〉シリーズ新作後篇のほか、大崎善生さんの新連載もスタート。 特集は「物語を観る」。亀梨和也さん、加藤シゲアキさん登場の豪華対談3本を中心に、話題のメディアミックス作品をご紹介します。米澤穂信さん〈古典部〉シリーズ新作後篇のほか、大崎善生さんの新連載もスタート。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「小説 野性時代 第147号」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 米澤穂信「いまさら翼といわれても 後篇」読了。 導入の甘すぎる砂糖の謎はまあそうだろうなという感じ。よく行っていた近所の喫茶店でも最初から砂糖が入っていたし、かき混ぜないと下に溜まるのも経験上知っていた 米澤穂信「いまさら翼といわれても 後篇」読了。 導入の甘すぎる砂糖の謎はまあそうだろうなという感じ。よく行っていた近所の喫茶店でも最初から砂糖が入っていたし、かき混ぜないと下に溜まるのも経験上知っていたので。普通じゃないのかな?まあ、それは置いといて、本題の千反田失踪事件?の動機についてはわからなくもない。自分も似たような境遇で家業を継ぐ前提で進学している。高校時代は進路はだいたい決まっていたし、考えることなく今に至る。 …続きを読む
    時間に追われる社会人
    2016年03月06日
    32人がナイス!しています
  • 後編では合唱コンクールの順番が迫るなか突然千単田さんが行方をくらませてしまう。心配になった奉太郎はある可能性に思い当たり千単田さんを探しに行くといった物語。自分も大人だけど大人は子供に「こうなって欲し 後編では合唱コンクールの順番が迫るなか突然千単田さんが行方をくらませてしまう。心配になった奉太郎はある可能性に思い当たり千単田さんを探しに行くといった物語。自分も大人だけど大人は子供に「こうなって欲しい」「こうであってほしい」といったことを押し付ける親がいると思う。子供は親のいう通りの子になろうと努力する子供もいればそうでない子供もいる。千単田さんは前者の方で責任感が強く努力するが最終的に親に好きなように生きなさいといわれるのかな…あたしも昔そういうことがあったので共感できる作品だった …続きを読む
    くまちゃん
    2016年02月16日
    16人がナイス!しています
  • 「いまさら翼といわれても」後編を読了。最後、えるの感情の吐露を聞いた奉太郎の遣る瀬無さみたいなものが余韻としてひどく心に残る。“どうしようもないほどに、千反田自身の問題”なのが重い。日常の謎の裏にある重 「いまさら翼といわれても」後編を読了。最後、えるの感情の吐露を聞いた奉太郎の遣る瀬無さみたいなものが余韻としてひどく心に残る。“どうしようもないほどに、千反田自身の問題”なのが重い。日常の謎の裏にある重さという点で、古典部シリーズは変わっていないと安心して読めた。謎解きに関しては流石の奉太郎といった感じ。この物語の結末はどうなるのか。えるはどうするのか。気になりはすれども思い描くことはしない。今はただこの余韻を味わいたいという一点のみで、野暮なことをする気には一切なれない。よねぽはやはり短編が巧い。 …続きを読む
    雨衣
    2016年04月08日
    9人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品