昭和残影 父のこと

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年05月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
312
ISBN:
9784041030349

昭和残影 父のこと

  • 著者 目黒 考二
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年05月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
312
ISBN:
9784041030349

一人の男性の背中を通して浮かび上がる、知られざる昭和の光と影

書評家として活躍する著者が、ふとしたことで知った父の意外な過去…。活字や俳句を愛し、自分の信念を貫き、運動家として活動した亀治郎。その足跡を辿りながら、激動の時代と家族の姿を描きあげる、傑作評伝。 書評家として活躍する著者が、ふとしたことで知った父の意外な過去…。活字や俳句を愛し、自分の信念を貫き、運動家として活動した亀治郎。その足跡を辿りながら、激動の時代と家族の姿を描きあげる、傑作評伝。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「昭和残影 父のこと」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • △~〇かな。書名に騙された。昭和残影とはうそっぱち。「父のこと」とすればよかったのに。目黒考二が亡父亀治郎の青春を知りたいと願い追跡調査をした記録である。活字中毒患者として知られる著者だけに、引用する △~〇かな。書名に騙された。昭和残影とはうそっぱち。「父のこと」とすればよかったのに。目黒考二が亡父亀治郎の青春を知りたいと願い追跡調査をした記録である。活字中毒患者として知られる著者だけに、引用する文献は並みでない。描写も細かい。その点は感心だ。しかし所詮は個人の人生であって、そっけなくいえばそれがどうだろうと当方には興味がない。目黒家にとっては貴重な一冊だろう。最後の数ページで家族のあり方を考えさせられたので、少しだけポイントアップ。 …続きを読む
    HH2020
    2015年10月09日
    4人がナイス!しています
  • ☆3つ 読んだ理由。もちろん北上次郎の書いたものだから。 本名は目黒考二。孝二でわないし孝治でもない。ここ重点注意。 でもこちらが重点たる理由は特に無し。まあ、強いて言えばめづらしい「こうじ」だからなのだ ☆3つ 読んだ理由。もちろん北上次郎の書いたものだから。 本名は目黒考二。孝二でわないし孝治でもない。ここ重点注意。 でもこちらが重点たる理由は特に無し。まあ、強いて言えばめづらしい「こうじ」だからなのだ。 しかしも、この本どう読んでも決して面白いものではない。 題名から遥かはづれて、好きな競馬の話にのめり込んでしまっている部分がしきりとあるし。(かえってそこが面白いのだがw) それでもあえて書くと「どうです父のことを調べるのに、ぼかぁいかにも沢山の資料を読んで調べているでしょう。ちょっと耳たちには …続きを読む
    りょうけん
    2015年07月25日
    3人がナイス!しています
  • 目黒考ニは、椎名誠の古い友人で、かつ活字中毒者である。これまでに何冊か読んだが、みな途中でシンドくなった。たぶん最初から読み手の存在を意識していないからだろう。そこまで調べなくても、というくらい各種の 目黒考ニは、椎名誠の古い友人で、かつ活字中毒者である。これまでに何冊か読んだが、みな途中でシンドくなった。たぶん最初から読み手の存在を意識していないからだろう。そこまで調べなくても、というくらい各種の文献に当たり、その結果をかなりのページを割いて引用している。資料的価値があるのかわからないが、主題である著者の父親への掘り下げがいまひとつで、読後に物足りなさを残す。著者は、自分を父親譲りの「狷介」だと言う。友人も少なければ親戚付き合いも殆どしない。そうだろうなぁ、と思う。読んでいてそう思わせる寂しさがある。 …続きを読む
    ミノカサゴ134
    2020年11月01日
    1人がナイス!しています

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