統ばる島

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041029909
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統ばる島

  • 著者 池上 永一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041029909

『テンペスト』の著者が描く、八重山諸島を舞台にした傑作短編小説集

八重山諸島は古くから自らを象徴する星を愛でてきた。星には神が宿り、石垣島には神々が近況を伝え合う群星御嶽があった。神々が御嶽に集うとき、物語が誕生する。唄の島、鳩間島を描く文庫版特別短編も収録 八重山諸島は古くから自らを象徴する星を愛でてきた。星には神が宿り、石垣島には神々が近況を伝え合う群星御嶽があった。神々が御嶽に集うとき、物語が誕生する。唄の島、鳩間島を描く文庫版特別短編も収録

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「統ばる島」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • こんな素敵な本だとは思わなかった。島、特に沖縄の八重山諸島が好きな自分にとっては、舞台はどストライク。一章一島で完結していく短編集なのだが、それぞれの島に根付く神々や言い伝えを、実に上手に料理しており こんな素敵な本だとは思わなかった。島、特に沖縄の八重山諸島が好きな自分にとっては、舞台はどストライク。一章一島で完結していく短編集なのだが、それぞれの島に根付く神々や言い伝えを、実に上手に料理しており、どの短編も読後感はすこぶる良い。おまけに最終章が、八重山の中の親島「石垣島」なのだが、そう繋がるとは!!と驚くやら、ニヤニヤするやら。教えてくれた読友さんに感謝。 …続きを読む
    おいしゃん
    2015年09月12日
    107人がナイス!しています
  • 信仰って、爆破したり乱射したりすることじゃなくて、こういう静かで平和な生活の祈りのことなんだ、と再確認させてくれる一冊。自然と共存する人の世の営みの暖かさが伝わる短編集。家族がいて、ご先祖様がいて、生 信仰って、爆破したり乱射したりすることじゃなくて、こういう静かで平和な生活の祈りのことなんだ、と再確認させてくれる一冊。自然と共存する人の世の営みの暖かさが伝わる短編集。家族がいて、ご先祖様がいて、生まれ育った自然があって、幸せってそういうことよね。最初の方、特に現代ものでは少し説明口調なのが気になりましたが、中盤からは気にせず楽しめました◎長編も読んでみたいな~。寒くなってきて、夏に訪れた八重山が恋しいです;;それぞれの島の風土が伝わってきて、離島に行きたい熱が煽られて大変!八重山そば食べたいなぁ。 …続きを読む
    らむれ
    2015年12月09日
    88人がナイス!しています
  • 【読書会紹介につきレビュー書き換え】舞台は、石垣島を中心とする沖縄県八重山諸島。島ごとに神が宿り、人々は神を祀る。島の伝統や風土を織り込んだ短編は、まさしく色とりどりの星のよう。そして、親島である石垣 【読書会紹介につきレビュー書き換え】舞台は、石垣島を中心とする沖縄県八重山諸島。島ごとに神が宿り、人々は神を祀る。島の伝統や風土を織り込んだ短編は、まさしく色とりどりの星のよう。そして、親島である石垣島の物語を読み終えたとき、きっと気付くだろう。――これは、一つの星座の物語であったのだと。 …続きを読む
    あおでん@やさどく管理人
    2015年07月24日
    45人がナイス!しています

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