- 著者 東 直子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年04月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041029565
晴れ女の耳
- 著者 東 直子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年04月25日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041029565
夕方になったら、きぃつけなあかん。闇は身代わりを探しているのだから――
私の一族は「うつるイボ」ができる。イボができた私に母はイボを取ってくれる神様を教えてくれた。イボ神様の謎を解くために和歌山に向かった……。(「イボの神様」)。卒業以来初めての同窓会で、今では誰も連絡先のわからないという、神秘的な雰囲気の漂う女の子の話題になった。ところがその晩、実家の母親から連絡があり……。(「ことほぎの家」) 。ほか娘を神に取られた母の壮絶な心情を描いた「赤べべ」、夫殺しという無実の罪を着せられた妻の狂気を描いた快作「晴れ女の耳」、海にすむ河童を題材にした「先生の瞳」など、全7編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
イボの神様
ことほぎの家
赤べべ
晴れ女の耳
先生の瞳
サトシおらんか
あやっぺのために
ことほぎの家
赤べべ
晴れ女の耳
先生の瞳
サトシおらんか
あやっぺのために
「晴れ女の耳」感想・レビュー
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和歌山県紀州を舞台にした短編集。何れも日本に古来から伝わる言い伝えや昔話のような物語で、読んでいて背筋がヒヤリとなりながらも懐かしい気持ちになったり切なくなったり。特に『イボの神様』は私も小さい頃似た …続きを読む2018年05月22日100人がナイス!しています
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怪談でした。それも結構リアルに怖いやつ。和歌山だったら然もありなんと思ってしまうがな。2016年06月01日97人がナイス!しています