角川短歌ライブラリー 和歌で楽しむ源氏物語 女はいかに生きたのか

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年03月23日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784046526298

角川短歌ライブラリー 和歌で楽しむ源氏物語 女はいかに生きたのか

  • 著者 小島 ゆかり
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年03月23日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
272
ISBN:
9784046526298

和歌から読み解く『源氏物語』の愛の真実!

光源氏と女たちが交わした愛の和歌には、登場人物の「ほんとうの声」が隠されているのではないか。歌人である著者が、そのストーリーほど知られていない『源氏物語』の和歌から女たちの「心の奥底の真実」を追う。 光源氏と女たちが交わした愛の和歌には、登場人物の「ほんとうの声」が隠されているのではないか。歌人である著者が、そのストーリーほど知られていない『源氏物語』の和歌から女たちの「心の奥底の真実」を追う。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「角川短歌ライブラリー 和歌で楽しむ源氏物語 女はいかに生きたのか」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 繊細なやさしさ、無神経な冷酷さ。源氏は驚くほど極端な二面性をもつ、そうたびたび呟く著者の鋭い眼差し、それでいて女君らのひとりひとりの花を丁寧に見いだしてゆく、その語りがすき。彼女らの歌を読むほどに、想 繊細なやさしさ、無神経な冷酷さ。源氏は驚くほど極端な二面性をもつ、そうたびたび呟く著者の鋭い眼差し、それでいて女君らのひとりひとりの花を丁寧に見いだしてゆく、その語りがすき。彼女らの歌を読むほどに、想いと虚しさの届かない彼は、ほんとうは端役なのでは、という思いが優る心地。─ひとりの男の華麗なる愛の遍歴の影で、彼を愛し懸命に支え、ときに我が身を嘆き、それでも勁く生きた、女たちを見つめて。ときにその言葉より、想いを露わにする和歌をともに読み解くうち、なおいっそう彼女らが愛しくなる、静かでうつくしい文章でした。 …続きを読む
    鼓十音
    2018年10月31日
    6人がナイス!しています
  • 源氏物語の解説書は数あれど、和歌を中心にそれぞれの登場人物を批評した本は珍しいと思う。男と女のどちらから歌を詠んだか、その歌のベースとなった和歌は何か、辞世の歌を詠まなかった人、あるいは辞世の歌で、「 源氏物語の解説書は数あれど、和歌を中心にそれぞれの登場人物を批評した本は珍しいと思う。男と女のどちらから歌を詠んだか、その歌のベースとなった和歌は何か、辞世の歌を詠まなかった人、あるいは辞世の歌で、「もっと生きたい」という願いを詠んだただ一人の登場人物、など面白かった。 …続きを読む
    てくてく
    2018年11月18日
    5人がナイス!しています
  • 来月発売の角田光代訳「源氏物語」に備えてのアップ。多少なりとも、源氏と向き合うのは久々のこと。それはともかく、本書は筆者の光源氏嫌いが随所に発揮され、こっぴどく叩かれている。副題がー女はいかに生きたの 来月発売の角田光代訳「源氏物語」に備えてのアップ。多少なりとも、源氏と向き合うのは久々のこと。それはともかく、本書は筆者の光源氏嫌いが随所に発揮され、こっぴどく叩かれている。副題がー女はいかに生きたのかーだから源氏を叩かなきゃ始まらないというわけだ。ちょっと個人的な光源氏批判が過ぎるかとも思うが、世間一般の、特に女性による光源氏評なんてこんなものなのかもしれない。 …続きを読む
    りやう
    2017年08月16日
    2人がナイス!しています

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