美しいもの 白洲正子エッセイ集<美術>

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044094843
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美しいもの 白洲正子エッセイ集<美術>

  • 著者 白洲 正子
  • 編者 青柳 恵介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年05月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044094843

ものに美があるのではない、美しいものがあるだけ。

白洲正子が見た美術品は膨大な数にのぼる。雪月花の美を映す器や工芸品、湖北に残る円空仏や十一面観音、正倉院御物、伎楽や能の古面、絵巻・屏風・古筆の類から建造物に至るまで、ときには幾度も足を運び、じかに接してその美を享受している。古典や能の素養に裏打ちされた独自の感性がとらえた、思いがけない美の発見や歴史への考察――。自らの目の高さでものを見、こころに響いたことのみを語る、美をめぐるエッセイ集。 白洲正子が見た美術品は膨大な数にのぼる。雪月花の美を映す器や工芸品、湖北に残る円空仏や十一面観音、正倉院御物、伎楽や能の古面、絵巻・屏風・古筆の類から建造物に至るまで、ときには幾度も足を運び、じかに接してその美を享受している。古典や能の素養に裏打ちされた独自の感性がとらえた、思いがけない美の発見や歴史への考察――。自らの目の高さでものを見、こころに響いたことのみを語る、美をめぐるエッセイ集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

飛鳥散歩
美術に見るさくら
雪月花
つらつら椿
椿の意匠

木と石と水の国
聖林寺から観音寺へ
湖北の旅
日本の橋
謎ときの楽しみ
近江の庭園──旧秀隣寺と大池寺
正倉院に憶う
名筆百選
花と器
木とつき合う
古面の魅力十選
日本の百宝
平安の蒔絵箱
MOA美術館を見て
「源氏物語絵巻」について

 解説 「美しいもの」 青柳恵介

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「美しいもの 白洲正子エッセイ集<美術>」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 白洲正子の〈美術〉にまつわるエッセイをまとめたもの。よむと贅沢な時間を過ごすことができる気がします。『雪月花』は、所蔵の美術品に関するお話で、初出時は写真入りで紹介された内容のようでしたが、今回写真は 白洲正子の〈美術〉にまつわるエッセイをまとめたもの。よむと贅沢な時間を過ごすことができる気がします。『雪月花』は、所蔵の美術品に関するお話で、初出時は写真入りで紹介された内容のようでしたが、今回写真はなく笑。文章だけでもわかるけれど、どうせなら写真と一緒に載せて欲しかった。正子がうまれてはじめて買った焼きもの・紅志野の香炉とか。見たいし笑!椿は好きな花なので、乾山と九谷にみられる意匠にも注目したいと思った。「焼きものはほんとうに、自然と人工、或いは神様と人間の合作に他ならないと思う」 …続きを読む
    2015年07月12日
    26人がナイス!しています
  • 白洲正子について無知なままで読んでも、十二分に伝わってくるこの人の鑑賞眼の高さ。真の日本の美を愛する気持ちが伝わってくる。MOA美術館、行ってみたいなあ。 白洲正子について無知なままで読んでも、十二分に伝わってくるこの人の鑑賞眼の高さ。真の日本の美を愛する気持ちが伝わってくる。MOA美術館、行ってみたいなあ。
    メーテル/草津仁秋斗
    2016年07月19日
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  • アンドロギュノスから始まっていたような気がする。稚児関係の時に読んだ思い出。時間があれば再読したい アンドロギュノスから始まっていたような気がする。稚児関係の時に読んだ思い出。時間があれば再読したい
    穂積臣
    1970年01月01日
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