- 著者 川端 康成
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784044094812
美しい日本の私
- 著者 川端 康成
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784044094812
川端のノーベル賞受賞記念講演を軸に、日本文化について述べた随筆を厳選!
日本人初のノーベル文学賞受賞者による記念講演「美しい日本の私その序説」。川端はここで和歌や俳句を引用しながら、日本人の心に通底する死生観や美意識、自らの小説家としての矜持を表明した。この講演を軸に、一生をかけて求めた「美」への思い、戦前から戦後への社会変化の中で見つめた国の姿など、日本文化を見つめ直す作品を詰め込んだ傑作随筆選。付/英訳「美しい日本の私」サイデンステッカー訳、解説/大久保喬樹
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
●美へのまなざし
花は眠らない
美について
美しい日本の私
秋の野に
女人なれども
夕日野
ほろびぬ美
美の発見と存在
日本文学の美
日本美の展開
鳶の舞う西空
●戦争を経て
同人雑記
平和を守るために
私の考え
東西文化の架橋
●日本文化を想う
末期の眼
純粋の声
紫外線雑言
日本の母
「日本の母」を訪ねて
哀愁
思い出すともなく
水晶の数珠など
春
付録
Japan the Beautiful and Myself(美しい日本の私) エドワード・G・サイデンステッカー訳
解説 大久保喬樹
花は眠らない
美について
美しい日本の私
秋の野に
女人なれども
夕日野
ほろびぬ美
美の発見と存在
日本文学の美
日本美の展開
鳶の舞う西空
●戦争を経て
同人雑記
平和を守るために
私の考え
東西文化の架橋
●日本文化を想う
末期の眼
純粋の声
紫外線雑言
日本の母
「日本の母」を訪ねて
哀愁
思い出すともなく
水晶の数珠など
春
付録
Japan the Beautiful and Myself(美しい日本の私) エドワード・G・サイデンステッカー訳
解説 大久保喬樹
「美しい日本の私」感想・レビュー
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以前どこかで読んだ文章だな、というものもありましたが、面白く読みました。川端先生の尊さを再確認しました。2015年05月04日32人がナイス!しています
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1968ノーベル賞受賞時のスピーチ。川端は「日本の美と私」という題を「美しい日本の私」に変えた。翻訳者サイデンステッカーはJapan the Beautiful and Myself とそのまま訳す。日本美術の特質を「雪月花の時、最も …続きを読む2018年10月08日29人がナイス!しています
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ノーベル文学賞受賞記念講演「美しい日本の私」と随筆集。自然と結びついた美しい日本の美。端正な文章で書かれている。「雪月花の時、最も友を思う」四季折々の美に自分が触れ目覚める時、親しい友が切に思われ、こ …続きを読む2018年04月20日16人がナイス!しています