火星の話

火星の話

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年04月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041028346

火星の話

  • 著者 小嶋 陽太郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年04月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784041028346

現役大学生作家、かわいくで切ない待望の新作!

自称火星人の女の子が転入してきた。彼女の名は佐伯尋。とんでもキャラでクラスから浮きまくる佐伯さん。でも僕は佐伯さんと下校し、太鼓をたたき、星空を見上げ、彼方の火星に思いを馳せる。切ない青春物語。 自称火星人の女の子が転入してきた。彼女の名は佐伯尋。とんでもキャラでクラスから浮きまくる佐伯さん。でも僕は佐伯さんと下校し、太鼓をたたき、星空を見上げ、彼方の火星に思いを馳せる。切ない青春物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「火星の話」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 好みの分かれる本だと思われるが、個人的には好きだし今の心情にマッチした一冊だった。主人公国吉、友だちの水野、派手な高見さんと火星人の佐伯さん。そして高校の担任山口先生。誰もが愛おしく、頭を撫でたり、お 好みの分かれる本だと思われるが、個人的には好きだし今の心情にマッチした一冊だった。主人公国吉、友だちの水野、派手な高見さんと火星人の佐伯さん。そして高校の担任山口先生。誰もが愛おしく、頭を撫でたり、おやつのチョコをあげたくなる。国吉は家の近くの進学校に通う高校1年生。水野は学校に来ず二人とも数学の補習を言いつかる。補習時、一緒だった佐伯さんの夢を見るようになった国吉。彼女は確かに火星の王女だった……迷える高校生たち。火星人という鎧を着込み自分を守ろうとした佐伯さんの事情。自分の弱さ。大人になるのはいつ? …続きを読む
    chimako
    2022年11月21日
    85人がナイス!しています
  • 自分は「火星人」で18歳になったら迎えが来ると主張する佐伯さん。「数学できない病」にかかり数学で0点を取った国吉は、佐伯さんが気になる。夏休みの数学補習中に、白昼夢で火星にいる佐伯さんを見る。友人の水野 自分は「火星人」で18歳になったら迎えが来ると主張する佐伯さん。「数学できない病」にかかり数学で0点を取った国吉は、佐伯さんが気になる。夏休みの数学補習中に、白昼夢で火星にいる佐伯さんを見る。友人の水野はいきなりガリ勉しはじめて、水野兄が心配して国吉に相談。茶髪で軽い女だと思っていた高見さんは意外と足が早くて、やたら国吉にからむ。担任の山口先生はちゃらい。▽それぞれの青春が眩しい。「私は火星人なの」と宣言する少女と、それを信じて着いていく少年の話。▽白昼夢はちょっと、唐突にファンタジーぽくて違うかなぁ …続きを読む
    ☆よいこ
    2022年10月07日
    83人がナイス!しています
  • インド的数値を出し壊滅的に数学がダメな国吉、火星の姫で18歳になれば迎えが来て帰ってしまうという佐伯さん、無口で坊主頭の水野、派手で先生を追い掛けていて、何故か国吉にちょっかいを出してくる元陸上部で優秀だ インド的数値を出し壊滅的に数学がダメな国吉、火星の姫で18歳になれば迎えが来て帰ってしまうという佐伯さん、無口で坊主頭の水野、派手で先生を追い掛けていて、何故か国吉にちょっかいを出してくる元陸上部で優秀だったのに怪我をして陸上を諦めた高見さん、そして茶髪でチャライけど男前で面白くて人気のある山口先生、夏休み数学の補習から見る火星の話、何故が所々会話が面白くて、突拍子もない事を始める彼らの空っぽで退屈な日々がちょっと切なく、訳分からんけど不思議な青春小説でした。 …続きを読む
    みかん🍊
    2015年06月17日
    83人がナイス!しています

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