- 著者 篠田 節子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 608
- ISBN:
- 9784041028124
夏の災厄
- 著者 篠田 節子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 608
- ISBN:
- 9784041028124
20年も前に今日の危機を予見していた驚愕&戦慄のパニック・ミステリ!
平凡な郊外の町に、災いは舞い降りた。熱に浮かされ、けいれんを起こしながら倒れる住民が続出。彼らは日本脳炎と診断された。撲滅されたはずの伝染病が、なぜ今頃蔓延するのか? 保健センターの職員による感染防止と原因究明は、後手に回る行政の対応や大学病院の圧力のため難航する。その間にもウイルスは住民の肉体と精神をむしばみ続け――。
20年以上前から現代生活のもろさに警鐘を鳴らしていた、戦慄のパンデミック・ミステリ。
解説 海堂尊
20年以上前から現代生活のもろさに警鐘を鳴らしていた、戦慄のパンデミック・ミステリ。
解説 海堂尊
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「夏の災厄」感想・レビュー
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「夏の」というからには旬のうちに手に取らねば、と今回の旅のお供に選んだが、何しろ読むのに時間がかかった。いわゆるパンデミックもの。インドネシアの離島で島民が伝染病で死に絶えるさまから始まるストーリー。 …続きを読む2023年07月21日525人がナイス!しています
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他の篠田作品に比して些か情緒には欠ける気がするが、この作品ごとの書き分けの妙技こそ、著者の見識の広さ、懐の深さ、また力量があればこそか。本作はパンデミック作品ではなく、その手前のエピデミック。それ故大 …続きを読む2020年04月20日190人がナイス!しています
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最初は「点」だった。その意味するところをはかりかね、もたもたしている間に、災厄は容赦なく広がっていく…。え、これって、今起こってること・・・?埼玉郊外の街で発生した、謎の日本脳炎との戦い。ヒーローもヒロイ …続きを読む2020年04月18日116人がナイス!しています