光秀の定理

光秀の定理

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041028100
label

光秀の定理

  • 著者 垣根 涼介
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
464
ISBN:
9784041028100

厳然たる「定理」が歴史と人生を解き明かす、全く新しい歴史小説が誕生!

【話題沸騰 『信長の原理』 の姉妹編!】

明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。

厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。
各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生!

永禄3(1560)年の京。
牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。
光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。
敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。
何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。
革命的歴史小説、待望の文庫化!

解説・篠田節子
【話題沸騰 『信長の原理』 の姉妹編!】

明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのか――。

厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。
各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生!

永禄3(1560)年の京。
牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。
光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。
敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すが――。
何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。
革命的歴史小説、待望の文庫化!

解説・篠田節子

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

新時代の光秀像に各界から賞賛の声!!

垣根涼介さん、あなたは一体、何という歴史小説をお書きになったのですか。
この作品、その特異さで歴史小説に名をとどめることになるかもしれぬ。
――縄田一男氏(文芸評論家)

鋼の刀身で手練の剣客達をバッサバッサと切り捨てるような文章のリズム。
それはまるで音楽のよう。この小説にはBGMはいらない。
――宮沢和史氏(ミュージシャン)

歴史小説?
いやこれは、堂々とした青春小説だ。
誰も見たことがない光秀が生き生きと躍動している!
――村上隆氏(アーティスト)

巻を措く能わざる、圧倒的な面白さ。
かつて、これほどまで美しい「ベイズの定理」の応用例が存在しただろうか。
“確率論から読み解く歴史”という、前人未到の領野を切り拓く画期的小説である。
――斎藤環氏(精神科医、評論家)

境地を開拓した垣根涼介。
が、もしかしたら、彼の本分はここにあったのかもしれない。
それほどの、傑作歴史小説が誕生した。
――宅間孝行氏(俳優、監督、脚本家)

光秀の思いをふたりの友がつなぐ。
乱世に咲いた友情に胸が熱くなりました。
――山崎直子氏(宇宙飛行士)

物語に身をまかせつつ、歴史上の人物を精神分析する気分が味わえる!
――香山リカ氏(精神科医)

「光秀の定理」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • これこそが明智光秀のリアルでは?解説にもあるが我々の光秀像は『信長にいじめられた挙げ句にブチ切れ、クーデターを起こして三日天下』という認識であろう。本作は構成からして面白い。光秀を語るに殆ど光秀自身の これこそが明智光秀のリアルでは?解説にもあるが我々の光秀像は『信長にいじめられた挙げ句にブチ切れ、クーデターを起こして三日天下』という認識であろう。本作は構成からして面白い。光秀を語るに殆ど光秀自身の視点を盛り込まない斬新な手法。人心掌握、これをスキルとするならば身に付けた者は億万の財と究極の我が儘が約束されるであろう!物事や人の心を単なる『点』で考えず、その生き方·背景·価値観を想像して『線』『面』で捉える意義!時代を変えし光秀の不器用なまでの葛藤に、日本を変えた明治維新に通ずる何かを感じた傑作‼️🙇 …続きを読む
    三代目 びあだいまおう
    2020年04月09日
    318人がナイス!しています
  • あの「本能寺の変」をこれほどあっさりとスルーした光秀物を読んだのは初めてです(笑) 愚息と新九郎がなんとも魅力的、物語のひとつのテーマとなっている確率論がイマイチ理解できない私に対して信長の理解力は流 あの「本能寺の変」をこれほどあっさりとスルーした光秀物を読んだのは初めてです(笑) 愚息と新九郎がなんとも魅力的、物語のひとつのテーマとなっている確率論がイマイチ理解できない私に対して信長の理解力は流石の一言❕(笑) 新視点の時代小説、面白うございました (^_^)v …続きを読む
    射手座の天使あきちゃん
    2019年09月14日
    257人がナイス!しています
  • 2020年大河ドラマの主人公は明智光秀。人望なきインテリというネガティブイメージが強い人物だけど、本書は彼の「誠実さ」を前面にだしてネガティブイメージを払拭している。家族を愛し、友を愛し、領地に善政をしい 2020年大河ドラマの主人公は明智光秀。人望なきインテリというネガティブイメージが強い人物だけど、本書は彼の「誠実さ」を前面にだしてネガティブイメージを払拭している。家族を愛し、友を愛し、領地に善政をしいた光秀。果たして長谷川博己はどれだけ光秀にポジティブイメージを与えられるのだろう? …続きを読む
    あきぽん
    2019年09月24日
    195人がナイス!しています

powered by 読書メーター

著者紹介

垣根 涼介(かきね・りょうすけ)

1966年長崎県生まれ。筑波大学卒業。2000年『午前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞し、デビュー。
04年『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞と、史上初の三冠受賞に輝く。05年『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。
著書に『ヒートアイランド』『ギャングスター・レッスン』『サウダージ』『借金取りの王子』『ゆりかごで眠れ』『真夏の島に咲く花は』『月は怒らない』などがある。

この著者の商品

最近チェックした商品