- 著者 村井 章介
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年03月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 420
- ISBN:
- 9784047035799
古琉球 海洋アジアの輝ける王国
- 著者 村井 章介
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年03月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 420
- ISBN:
- 9784047035799
世界に開かれていたのは、日本ではなく「琉球」だった!
世界に開かれていたのは日本ではなく「琉球」だった! 13~17世紀の古琉球の時代、ボーダーレス海域でどのような歴史と文化が展開されたのか。琉球に残されたかな文字の碑文や『歴代宝案』などの外交文書、中国・朝鮮ほか、近隣諸国に残る史料などから総合的に検証。冊封体制論からはみだした古琉球の独自の事象を浮き彫りにする。同時代の日本を含むアジア世界の歴史のありかたに境界史から光をあて、その全体像に新たな視角を拓く。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序論 古琉球から世界史へ
第一章 王国誕生前夜
第二章 冊封体制下の国家形成
第三章 冊封関係と海域交流
第四章 和/琉/漢の文化複合
第五章 王国は滅びたのか
第一章 王国誕生前夜
第二章 冊封体制下の国家形成
第三章 冊封関係と海域交流
第四章 和/琉/漢の文化複合
第五章 王国は滅びたのか
「古琉球 海洋アジアの輝ける王国」感想・レビュー
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隋の時代の「琉求」への言及から、島津征服に至るまでの古琉球の域内情勢と、王国成立後の周辺国との関係を、断片的な資料から探る貴重な書。江戸時代に島津藩に統治されていたことぐらいしか知らなかったので、勉強 …続きを読む2020年12月29日16人がナイス!しています
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島津氏による侵攻以前の「古琉球」を扱った一冊。神女や女官の権勢の強さや『おもろさうし』の世界など、中華でもヤマトでもない独自の文化がそこにあった様子はなかなか面白い。意外であったのは国家として航海士を …続きを読む2019年09月21日10人がナイス!しています
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日本中世の対外関係史を研究してきた著者が、歴史学の立場から、あらたな古琉球像を提示する本。琉球人の起源・琉球の基層文化から説き起こし、沖縄本島に三つの小王国が併存する三山時代を経て、1420年代に中山王国 …続きを読む2019年08月12日5人がナイス!しています