妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
440
ISBN:
9784041027561
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妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻

  • 著者 豊田 正義
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
440
ISBN:
9784041027561

夫婦一緒に体当たりした特攻兵がいた。衝撃の歴史ドキュメント!!

「女が乗っているぞ!」その声が満州の空に届くことはなかった。白いワンピースの女を乗せた機体を操縦していたのは谷藤徹夫少尉(22歳)、女性は妻の朝子(24歳)。最後の特攻は夫婦で行われていた!! 「女が乗っているぞ!」その声が満州の空に届くことはなかった。白いワンピースの女を乗せた機体を操縦していたのは谷藤徹夫少尉(22歳)、女性は妻の朝子(24歳)。最後の特攻は夫婦で行われていた!!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 発見角川】歴史から消えかけていた事象の纏。民俗学的な資料収集方法が必要かも。小説として描写することも大切かもしれないが、歴史書として整理する手法も必要なのではないか。小説にしなければ、誰も読んでくれな 発見角川】歴史から消えかけていた事象の纏。民俗学的な資料収集方法が必要かも。小説として描写することも大切かもしれないが、歴史書として整理する手法も必要なのではないか。小説にしなければ、誰も読んでくれないという想定はあるのだろう。目的について、女性の視点、特に同世代の女性の視点での記述を深めるとよいかも。故人ばかりであれば、言い伝えを集めるのしかない。書いてくれるなと土下座されたことまで書いて、本にする事実不足を補いたい気持ちは出版人としてどうなんだろう。創作して解説に書くだけでは駄目だったのだろうか。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2015年07月04日
    118人がナイス!しています
  • 昭和20年8月19日、満州、大虎山飛行場。「神州不滅特別攻撃隊」11機は最後の特攻に向かった。そこには2名の女性が一緒であった。在満避難民がソ連軍に虐殺される葛根廟の惨劇を見た加藤准尉を中心に、彼等は武装解除 昭和20年8月19日、満州、大虎山飛行場。「神州不滅特別攻撃隊」11機は最後の特攻に向かった。そこには2名の女性が一緒であった。在満避難民がソ連軍に虐殺される葛根廟の惨劇を見た加藤准尉を中心に、彼等は武装解除から特攻を選ぶ。満州を舞台にした戦記物では、やはり関東軍幹部が開拓民や兵士を棄民した事が忘れられない。将校の家族は優先的に避難することが出来た。それでも相当の苦難はあったと思う。しかし、開拓団の悲劇やシベリア抑留とは比較にならない。勿論、ソ連の国際法違犯が最大の悪である。戦記物は読み継がねばならない。 …続きを読む
    yoshida
    2015年06月10日
    102人がナイス!しています
  • 初読。2015年926冊め。読む前は「残してきた妻と心をひとつにして」的な「精神的」に「妻と飛んだ」話かと思っていたが、本当に特攻機に夫婦で搭乗したということに驚き。関東軍が民間人を見捨てて逃亡した満州で、 初読。2015年926冊め。読む前は「残してきた妻と心をひとつにして」的な「精神的」に「妻と飛んだ」話かと思っていたが、本当に特攻機に夫婦で搭乗したということに驚き。関東軍が民間人を見捨てて逃亡した満州で、ソ連軍により生き地獄にさらされる日本人居留民。降伏命令に背いて、唯一可能な特攻という手段でソ連軍に立ち向かった10名の飛行兵。敵軍から辱めを負うくらいならと夫とともに特攻した妻。副題に「最後の特攻」とある通り、終戦後の8月19日のことであるし特攻は賛美したくないけれど、書かれている満州の惨状では 続  …続きを読む
    扉のこちら側
    2015年08月02日
    65人がナイス!しています

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