上杉謙信

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041025970
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上杉謙信

  • 著者 吉川 英治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
336
ISBN:
9784041025970

謙信対信玄、宿命の川中島の戦い

時は永禄4年正月、上州厩橋の城内で小田原攻略の大策の途中である。そこへ、積年の宿敵、武田信玄の軍が北へ移動しているとの情報が入る。思わぬ裏切りに憤った謙信は、川中島へと足を向けた。 時は永禄4年正月、上州厩橋の城内で小田原攻略の大策の途中である。そこへ、積年の宿敵、武田信玄の軍が北へ移動しているとの情報が入る。思わぬ裏切りに憤った謙信は、川中島へと足を向けた。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「上杉謙信」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 印象度B+。海音寺潮五郎の『天と地と』は謙信の半生を扱っていますが、本書は川中島の戦いの中の有名な一合戦(『天と地と』では最後の場面)に焦点を当てています。見馴れない古い言葉の多用(語彙の広さに驚愕)に 印象度B+。海音寺潮五郎の『天と地と』は謙信の半生を扱っていますが、本書は川中島の戦いの中の有名な一合戦(『天と地と』では最後の場面)に焦点を当てています。見馴れない古い言葉の多用(語彙の広さに驚愕)に、いちいち広辞苑で確認しつつ読んだ(記載のない語も多い)ので、牛歩の読書でした。越甲両軍の動きや情景は仔細に書かれており、特に壮絶で凄惨な死闘の生々しい描写は映画を見ているようです。しかし司馬遼太郎のような考察や洞察が少ないのは物足らない。人生訓や思想を抽出できないのです。畢竟、娯楽小説ということでしょう。 …続きを読む
    rigmarole
    2019年06月27日
    8人がナイス!しています
  • 上杉謙信の生涯というより、4回目の川中島決戦がメインに描かれている。ストーリーはわかっているのに、この合戦は何度読んでも面白い。まさに歴史に残る名勝負だ。関ヶ原のように調略勝負ではなく、純粋に知略勝負 上杉謙信の生涯というより、4回目の川中島決戦がメインに描かれている。ストーリーはわかっているのに、この合戦は何度読んでも面白い。まさに歴史に残る名勝負だ。関ヶ原のように調略勝負ではなく、純粋に知略勝負なのが魅力なんだろう。そして、真偽はともかく大将同士の一騎討ちも見所。勝敗はともかく 、上杉謙信の人間的な器の大きさに尊敬の念を抱かざるを得ない。 …続きを読む
    future4227
    2015年02月01日
    4人がナイス!しています
  • 題は「上杉謙信」だが、内容は第4次川中島の戦いを中心に書かれている。謙信と信玄の二人の名将の知恵を尽くした駆け引きが面白い。戦さの名前は知っているが内容をほとんど知らなかったので、いろいろと収穫があっ 題は「上杉謙信」だが、内容は第4次川中島の戦いを中心に書かれている。謙信と信玄の二人の名将の知恵を尽くした駆け引きが面白い。戦さの名前は知っているが内容をほとんど知らなかったので、いろいろと収穫があった。謙信の人間性にも興味が湧いた。文体などに時代を感じるがまあ書かれた時代を考えれば致し方ない。 …続きを読む
    gushwell
    2024年12月10日
    3人がナイス!しています

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