- 著者 一 肇
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年05月31日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041025307
黙視論
- 著者 一 肇
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年05月31日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 256
- ISBN:
- 9784041025307
唯一無二の新鋭「一肇」が放つ、渾身の「問題作」!
「極力、人と会話しない」という自分ルールを守って生きる女子高生・幸乃木未尽(こうのぎ・みづく)。
言葉を捨てたことで、相手の「ありえたかもしれない物語」――未尽が【黙視】と呼ぶ幻を見ることができる。
ある日、未尽は、学校の中で赤いバンパーのついたスマホを拾った。液晶画面に持ち主からのメッセージが流れてきて応答するうちに、【九童環(くどう・たまき)】と名乗る彼は「自分はテロリストで、ひと月後の文化祭に爆弾を仕掛けた」と打ちあけ始める。「そのスマホは、テロの起動スイッチ」だというのだ!「返却することはできない」と言う未尽に、環は1つの賭けを持ちかける。
「――では、どちらが先に相手を見つけられるか、競争しよう」
テロリストの正体を探し、学校内を奔走する未尽の前に、次々と現れる【九童環】候補たち。それぞれの成し遂げようとする「テロ」とは!?
言葉を捨てたことで、相手の「ありえたかもしれない物語」――未尽が【黙視】と呼ぶ幻を見ることができる。
ある日、未尽は、学校の中で赤いバンパーのついたスマホを拾った。液晶画面に持ち主からのメッセージが流れてきて応答するうちに、【九童環(くどう・たまき)】と名乗る彼は「自分はテロリストで、ひと月後の文化祭に爆弾を仕掛けた」と打ちあけ始める。「そのスマホは、テロの起動スイッチ」だというのだ!「返却することはできない」と言う未尽に、環は1つの賭けを持ちかける。
「――では、どちらが先に相手を見つけられるか、競争しよう」
テロリストの正体を探し、学校内を奔走する未尽の前に、次々と現れる【九童環】候補たち。それぞれの成し遂げようとする「テロ」とは!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「黙視論」感想・レビュー
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YA。ラノベ?極力しゃべらない、言葉を発することを止めた高校2年生の幸乃木未尽。ある日未尽は、校舎裏で1台のスマホを拾った。どうやら落とし主は困っていて、スマホには持ち主から次々にショートメールが入っ …続きを読む2019年06月28日55人がナイス!しています
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話す事を拒否し、黙視(要は妄想)により補完する少女。千里眼の兄。テロリストたらんとする九童環。極端な設定と、純粋な視線が紡ぐ一肇らしい物語。2019年04月10日20人がナイス!しています
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妄想が幻想になりきれていないんじゃなかろうか。練り込み不足な感があり、現実と妄想の境界が曖昧な割に読んでいてどちらにも違いを感じられず重なり合ってしまい、混乱の元となってしまっている。この混乱こそが作 …続きを読む2017年10月21日16人がナイス!しています