蜜の残り

蜜の残り

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784041024966
label

蜜の残り

  • 著者 加藤 千恵
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年01月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
176
ISBN:
9784041024966

普通の恋ができない女の子たちの免罪符

様々な葛藤と不安の中、様々な恋に身を委ねる女の子たちの、様々な恋愛の風景。小説と短歌で綴る、女の子たちの不安と安堵、七つの物語。 様々な葛藤と不安の中、様々な恋に身を委ねる女の子たちの、様々な恋愛の風景。小説と短歌で綴る、女の子たちの不安と安堵、七つの物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「蜜の残り」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 他人には言えない恋愛をしている彼女たちの物語。不倫だったり、同性同士だったり、あるいは恋愛とも呼べない関係だったり。それでも彼女たちは幸せだし、自分の生き方を否定したりしない。初読みの加藤さん、小説、 他人には言えない恋愛をしている彼女たちの物語。不倫だったり、同性同士だったり、あるいは恋愛とも呼べない関係だったり。それでも彼女たちは幸せだし、自分の生き方を否定したりしない。初読みの加藤さん、小説、短歌、詩、とスタイルにこだわらない創作活動をされているそうで、各短編の末尾に添えられている短歌が、秀逸。「ただ強く思ってみたい まばたきも息も忘れてしまうくらいに」。追いかけたい作家さんをまた、見つけてしまった。 …続きを読む
    ミカママ
    2021年04月13日
    524人がナイス!しています
  • 我ながら意外にも初読みだった加藤千恵さん作品でした。過去にもしかしたらオムニバスで読んでいるのかもですが、1作まるごとは初めてだったんですね。以前に確か雑誌『ブルータス』か何かで取り上げられているのが 我ながら意外にも初読みだった加藤千恵さん作品でした。過去にもしかしたらオムニバスで読んでいるのかもですが、1作まるごとは初めてだったんですね。以前に確か雑誌『ブルータス』か何かで取り上げられているのが気になり、いつか読んでみようと思っていて、先日ブックオフで見かけてやっと手中にし、読了となりました。とにかく最初から最後まで、あらゆる‘性の戯れ’が描かれております。しかし、とても読みやすく、下品な仕上がりでもなく、当然官能小説ともまた違った世界を生み出しているのは、やはり作者さんの手腕によるんでしょうね。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2016年05月07日
    164人がナイス!しています
  • 加藤千恵さんの作品を読むのは7作目。7編の短編集で歌人の加藤さんらしく1編に1つ短歌が書かれていて、お話の最後に短歌が書かれていてそれがいいです*私が読んだ加藤さんの作品の中では今作が一番、性を描かれてい 加藤千恵さんの作品を読むのは7作目。7編の短編集で歌人の加藤さんらしく1編に1つ短歌が書かれていて、お話の最後に短歌が書かれていてそれがいいです*私が読んだ加藤さんの作品の中では今作が一番、性を描かれていたと思います。どの章も甘く幸せな恋のお話ではないですが、こんな女の子いるだろうなと等身大に感じました。「特別にならない」の安田くん良かったです♡「靴下を履いて眠る」「門限のない日に」「すべてオールぜんぶ」など先の見えない恋愛ですが今この瞬間大好きな想いが伝わり切なかったです。それぞれの短歌とても良かった。 …続きを読む
    ❁かな❁
    2015年06月26日
    160人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品