あもくん

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年03月30日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
192
ISBN:
9784041024751

あもくん

  • 著者 諸星 大二郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年03月30日
判型:
A5判
商品形態:
コミック
ページ数:
192
ISBN:
9784041024751

あもくんの家には、不気味がいっぱい

父親の背におぶさる子供、ドアの隙間に現れる人影、壁に付着する手形、あもくんの名を呼ぶ怪しい声、父親の前に現れる奇妙な女――。平穏な日々を送るあもくん一家ににじり寄る、不穏なモノたち。異界への入口は日常のいたるところに潜んでいる。心休まる我が家のリビングで、気ままな散歩道の木陰で、あもくん一家を待ち構える。怪談専門誌『幽』で10年間にわたって連載された奇妙な連作。著者が自身の子供のために創作した「ベッドサイド・ストーリー」、書き下ろし掌篇小説「ゆびさき怪談」を収録。
父親の背におぶさる子供、ドアの隙間に現れる人影、壁に付着する手形、あもくんの名を呼ぶ怪しい声、父親の前に現れる奇妙な女――。平穏な日々を送るあもくん一家ににじり寄る、不穏なモノたち。異界への入口は日常のいたるところに潜んでいる。心休まる我が家のリビングで、気ままな散歩道の木陰で、あもくん一家を待ち構える。怪談専門誌『幽』で10年間にわたって連載された奇妙な連作。著者が自身の子供のために創作した「ベッドサイド・ストーリー」、書き下ろし掌篇小説「ゆびさき怪談」を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

【目次】
ことろの森
あもくん 
呼び声
ドアを閉める
猫ドア
手形
深夜番組

帰り道
啓蟄
覗く人
雲の横顔
茜空の女
彼女
幽霊見物
また、あもくん
エンガチョ切った
見下ろす女
鳥居の先
 *
ゆびさき怪談 
ベッドサイドストーリー

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「あもくん」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • どれも覚えがあるような、手の届きそうな怪異ばかり。後ろめたさや鬱屈があればなおのこと垣間見るのは容易そう…。錯覚だとしてもやっぱり怖い。そんな錯覚を起こす脳が怖い。わからないことは怖い。地味ながら原始 どれも覚えがあるような、手の届きそうな怪異ばかり。後ろめたさや鬱屈があればなおのこと垣間見るのは容易そう…。錯覚だとしてもやっぱり怖い。そんな錯覚を起こす脳が怖い。わからないことは怖い。地味ながら原始的で普遍的な薄気味悪さが描かれている。大変好み。よかったー。 …続きを読む
    安南
    2015年04月10日
    45人がナイス!しています
  • 小学生の息子・守を持つ父親の視点で描かれる怪談掌編集。陰の濃い絵がよく雰囲気を出している。ぞっとさせたまま切ってその後を描かない落ちの話がしばしばるのは怪談らしいところだが、次の話も同じ人物で展開、時 小学生の息子・守を持つ父親の視点で描かれる怪談掌編集。陰の濃い絵がよく雰囲気を出している。ぞっとさせたまま切ってその後を描かない落ちの話がしばしばるのは怪談らしいところだが、次の話も同じ人物で展開、時には話が続いていることもあるのでどうなかったのか気にならんでもない。いや、何事も無かったように過ごすのが諸星世界か。守が幼い従妹に「あもくん」と呼ばれていたのは序盤だけだが、忘れた頃にこの呼称がまた出てきたり。各話の間と巻末には文章での短い怪談を収録。怖さは普通だが時に発想が鮮やか。 …続きを読む
    T.Y.
    2015年11月07日
    27人がナイス!しています
  • おお、良い良い!日常の不安を掬い上げる様な、諸星大二郎の中ではかなり一般的でクセの少ない作品ばかりだけれど、それだけに素直に楽しめる一冊になっている。しかし相変わらずというか何というか、顔の書き分けの おお、良い良い!日常の不安を掬い上げる様な、諸星大二郎の中ではかなり一般的でクセの少ない作品ばかりだけれど、それだけに素直に楽しめる一冊になっている。しかし相変わらずというか何というか、顔の書き分けの技術は推して知るべしなので、同一人物であろう人の顔が違って見えたりっていうのは日常茶飯事で、それが内容に関わってくる部分もあったりする。まあこういう登場人物の少ない作品だとあまり不便も感じないけれども。 …続きを読む
    ヨコツ
    2015年06月24日
    26人がナイス!しています

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