盆栽 BONSAI ジャパノロジー・コレクション

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2015年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784044083281
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盆栽 BONSAI ジャパノロジー・コレクション

  • 著者 依田 徹
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2015年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
192
ISBN:
9784044083281

手元で愛でる、壮大な宇宙。世界各国でも評価の高い盆栽を見る、学ぶ。

いまや“BONSAI”として世界中に愛好家がいる盆栽。室町時代にはすでに前身の「盆山」が珍重されていた。皇居で育てられている逸品や著名人に愛された名品は、所有者の寿命をはるかに超え、いまなお生き続けている。盆栽好きには垂涎の名品を数多く紹介しながら、その成り立ちや歴史をわかりやすく解説。種類、見方、美意識から、鑑賞には欠かせない器にもふれ、文化としての盆栽を紹介する。近代の盆栽の流れを俯瞰できる、盆栽鑑賞入門の決定版。 いまや“BONSAI”として世界中に愛好家がいる盆栽。室町時代にはすでに前身の「盆山」が珍重されていた。皇居で育てられている逸品や著名人に愛された名品は、所有者の寿命をはるかに超え、いまなお生き続けている。盆栽好きには垂涎の名品を数多く紹介しながら、その成り立ちや歴史をわかりやすく解説。種類、見方、美意識から、鑑賞には欠かせない器にもふれ、文化としての盆栽を紹介する。近代の盆栽の流れを俯瞰できる、盆栽鑑賞入門の決定版。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
盆栽とは
盆栽の歴史

第一章 松柏の間
第二章 雑木の間
第三章 樹形の間
第四章 愛好家の間
第五章 盆器の間
第六章 飾り方の間

おわりに

コラム
盆栽の手入れ
盆山と鉢木
盆栽の鑑賞
ツツジとソテツ
「蛸作り」と「下総作り」
盆栽園と盆栽村
盆栽の改作 五葉松「うず潮」
転用の鉢
水石

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「盆栽 BONSAI ジャパノロジー・コレクション」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 盆栽。なかなか踏み込めない世界である。ただでさえ計り知れないほど自然に枝や葉を広げる植物を、人間がより磨きをかけるという極上の楽しみだからであろうか。目の前で繰り広げられる小さな世界が四季折々を繰り返 盆栽。なかなか踏み込めない世界である。ただでさえ計り知れないほど自然に枝や葉を広げる植物を、人間がより磨きをかけるという極上の楽しみだからであろうか。目の前で繰り広げられる小さな世界が四季折々を繰り返す。今何が必要でそれが自然の有様なのかと。咲けばそれは嬉しい。若葉や紅も待ちわびるが、なぜ落葉した樹形こそ美しいのか。あるものがなく、ないものがあるからなのだろうか。光を求めて空へ向かうものたちも、うねる幹の感情に魅入るのである。踏み出そうか、この世界へ。いや、まだ対話をし、受け止められるだけの心が足りない。 …続きを読む
    やすらぎ
    2023年01月29日
    173人がナイス!しています
  • 盆栽の歴史と分類の基礎知識を得て、日本のカルチャーとしてより楽しめるようになりたいと読んでみましたがぴったりの本でした。寄木を楽しむ風習は昔からあったけれども、いわゆる盆栽は明治になってからの大隈重信 盆栽の歴史と分類の基礎知識を得て、日本のカルチャーとしてより楽しめるようになりたいと読んでみましたがぴったりの本でした。寄木を楽しむ風習は昔からあったけれども、いわゆる盆栽は明治になってからの大隈重信や吉田茂といった錚々たる政治家の方々によって愛好され広められているというのが意外でした。関東大震災後に疎開して守られた盆栽たちが大宮盆栽村の礎を築いた話も興味深い。百年以上手入れされ続ける盆栽の変化を見て、絵画や彫刻と違って盆栽を受け継ぐことは生き物を永らえさせることなんだと改めて尊い気持ちになります。 …続きを読む
    kana
    2021年02月27日
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  • 盆栽について入門書的なやつ。ただしやり方ではなく雑駁官とした興味を持たせるためのいっさつというべきもの。 盆栽界のルールとして、上から盆栽を鑑賞する人間は、嫌われる。全体を眺めた後は、頭を低くして視線 盆栽について入門書的なやつ。ただしやり方ではなく雑駁官とした興味を持たせるためのいっさつというべきもの。 盆栽界のルールとして、上から盆栽を鑑賞する人間は、嫌われる。全体を眺めた後は、頭を低くして視線根元に合わせて見上げるのが良いとされる。鉢の中の大樹に自然が凝縮されてるのがわかるはず。 …続きを読む
    亮さん
    2017年05月03日
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