こめかみ草紙 串刺し

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041024362
label

こめかみ草紙 串刺し

  • 著者 平山 夢明
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041024362

霊の怨念でも人間の狂気でもない、未知の恐怖体験談!

濃霧の湖の中、兄妹が乗るボートに近づく水音と、湖面から這い上がろうとする手。(「霧嫌い」)事故で視力を失った鍼灸師が見た、人型の影。その後自宅に立ち籠める異臭の正体とは。(「蛍火」)八百屋の軒先につながれた奇妙な猿に掴まれると、決まって家から死人が出る。ある日、猿が袖を掴んだ相手は……。(「予言猿」)心霊現象でも人間の狂気でもない、怪談実話の新境地を拓く。それはコメカミとコメカミの間に宿る、かつてない恐怖体験談。 濃霧の湖の中、兄妹が乗るボートに近づく水音と、湖面から這い上がろうとする手。(「霧嫌い」)事故で視力を失った鍼灸師が見た、人型の影。その後自宅に立ち籠める異臭の正体とは。(「蛍火」)八百屋の軒先につながれた奇妙な猿に掴まれると、決まって家から死人が出る。ある日、猿が袖を掴んだ相手は……。(「予言猿」)心霊現象でも人間の狂気でもない、怪談実話の新境地を拓く。それはコメカミとコメカミの間に宿る、かつてない恐怖体験談。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「こめかみ草紙 串刺し」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 心霊でも狂人でもない、何だかよく分からない奇妙でコクのある『顳顬と顳顬の間が拵えたようなゾッとした話』を59作収録。魅力的な表紙に惹かれて楽しみにしていたのだが、拍子抜けだった。59話もあるのに、どれ 心霊でも狂人でもない、何だかよく分からない奇妙でコクのある『顳顬と顳顬の間が拵えたようなゾッとした話』を59作収録。魅力的な表紙に惹かれて楽しみにしていたのだが、拍子抜けだった。59話もあるのに、どれも全く怖くない。他人から聞いた実話怪談を纏めた形式になっており、1話ずつが非常に短いので軽く読めるが、胸に刺さる作品は無かった。「怖いから……。」「厭な本」は、もう少し長く丁寧に書かれたら、面白くなるかもしれない。MF文庫ダ・ヴィンチ版の表紙も、お洒落で好き。 …続きを読む
    みや
    2017年04月30日
    39人がナイス!しています
  • ★★★★ 平山さん4作目。夏だし。怖い話もいいよね、と。ショートショート59品(多いよ)。読み進める毎にもっと刺激が欲しくなって止まんない。怖いというより不思議な内容が中心だけど、そこは流石平山氏。ホロっと ★★★★ 平山さん4作目。夏だし。怖い話もいいよね、と。ショートショート59品(多いよ)。読み進める毎にもっと刺激が欲しくなって止まんない。怖いというより不思議な内容が中心だけど、そこは流石平山氏。ホロっときたり、イラッとしたりしつつ、最終的には絶叫マシンで酔った気分(乗ったことないからイメージだけどね)。短い話ばかりで浅い内容のはずなのに、俺の中の深いところに“残る”。 …続きを読む
    hope
    2017年08月02日
    33人がナイス!しています
  • ぞわぞわでした。不思議だし、怖いです。 ぞわぞわでした。不思議だし、怖いです。
    NAO
    2019年06月08日
    30人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品