安禄山

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041023853
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安禄山

  • 著者 塚本 青史
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年12月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
400
ISBN:
9784041023853

唐帝国を揺るがした安史の乱はなぜ起こったのか?

唐帝国の玄宗皇帝の時代。ソグド人の父と突厥の母をもつロクシャンこと安禄山は謎の日本人・井真成と出会い、商才を磨きながら武人としての出世を重ねる。そしてついに皇帝と楊貴妃の寵臣に登りつめるが…。 唐帝国の玄宗皇帝の時代。ソグド人の父と突厥の母をもつロクシャンこと安禄山は謎の日本人・井真成と出会い、商才を磨きながら武人としての出世を重ねる。そしてついに皇帝と楊貴妃の寵臣に登りつめるが…。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「安禄山」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 昔の中国王朝の腐敗を描いたお話自体が好きなので、面白いことは面白かった。しかし、ここまで魅力がない主人公も珍しく、権力を手にして堕落したというより、最初から一貫して軽薄で日和見な人物と描かれる安禄山に 昔の中国王朝の腐敗を描いたお話自体が好きなので、面白いことは面白かった。しかし、ここまで魅力がない主人公も珍しく、権力を手にして堕落したというより、最初から一貫して軽薄で日和見な人物と描かれる安禄山に、イマイチのめり込むことが出来なかった。武術も戦も苦手で、賄賂の授受にも躊躇いがなく、胡麻すりも露骨と、いいところがない。商人的な人生観で成り上がる人物の様を表現したかったのかもしれないが、何か一つでも光るものが欲しかった。楊氏五家の台頭あたりからはとても興味深くなってきたのに、ラストがかなり駆け足で残念。 …続きを読む
    W-G
    2023年02月28日
    240人がナイス!しています
  • 司馬の空海を読んでいてふいに気になって読みだしたけど、安禄山よりも王忠嗣とカジョカンに萌えました。というかかわいそうすぎて、燃えました。玄宗とその取り巻きと安禄山は何というか私利私欲感が半端なくて中国 司馬の空海を読んでいてふいに気になって読みだしたけど、安禄山よりも王忠嗣とカジョカンに萌えました。というかかわいそうすぎて、燃えました。玄宗とその取り巻きと安禄山は何というか私利私欲感が半端なくて中国の国土の規模から考えても悪い奴のスケールが本当に悲惨な結果を招く。でも高校の時の漢詩で勉強して以来すごい偉人 人格者も多くて燃える!とくに今回は上のふたり。こういう人物の型っていつの世にも現れるけど、こういう人材を使えない指導者がトップだと国民も国も悲惨。腐敗国家の中身を味わえました …続きを読む
    カザリ
    2019年01月22日
    36人がナイス!しています
  • いつの時代も人間は、ねたみやそねみや疑いやら野心やら、変わらないなあと実感しました(笑)。 いつの時代も人間は、ねたみやそねみや疑いやら野心やら、変わらないなあと実感しました(笑)。
    糜竺(びじく)
    2020年10月28日
    19人がナイス!しています

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