- 著者 桜木 紫乃
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年01月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041023846
ワン・モア
- 著者 桜木 紫乃
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年01月24日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041023846
人を好きになるということは、こんなに格好の悪いことだったろうか――
どうしようもない淋しさにひりつく心。月明かりの晩よるべなさだけを持ち寄って躰を重ねる男と女は、まるで夜の海に漂うくらげ――。切実に生きようともがく人々に温かな眼差しを投げかける絆と再生の物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「ワン・モア」感想・レビュー
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『死』というものと対峙することによって、逆に、生きること、愛すること、そして繋がることの大切さとその喜びを謳ったこの作品。そう、人が力強く歩んで行く、力強く生きていく、そして力強く繋がっていく、そんな …続きを読む2021年05月01日262人がナイス!しています
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高校の同級生3人を軸とした連作短編集。各話に絶望や涙、死の影があるが、最後は幸福な結末となる。桜木紫乃さんの作品では異色だろう。だが読後感は清々しい。個人的には「おでん」での亮太と詩緒の話が好きです。 …続きを読む2017年11月13日233人がナイス!しています
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北海道を舞台に大人の男女の愛と人生を描く桜木紫乃さんお得意の心に沁みる連作長編小説。柿崎美和は寡黙で決して言い訳せず己の信念を曲げない強い女。木坂昴は初め嫌な野郎だと思っていたけど栄光からの転落と家庭 …続きを読む2018年12月09日185人がナイス!しています