この闇と光

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041023815
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この闇と光

  • 著者 服部 まゆみ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784041023815

すべての世界が崩壊する衝撃と快感。驚愕必至の傑作ゴシックミステリ。

森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。耽美と幻想に彩られた美しき謎解き! 森の奥深く囚われた盲目の王女・レイア。父王からの優しく甘やかな愛と光に満ちた鳥籠の世界は、レイアが成長したある日終わりを迎える。そこで目にした驚愕の真実とは……。耽美と幻想に彩られた美しき謎解き!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「この闇と光」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 主人公は目が見えない。だからこそ成立した物語。海外の小説を和訳したかのように語られる前半の狭小な世界観の構築は見事だし、その世界観に少しずつ違和感を感じさせながら突然一気に崩壊させるところも衝撃的で素 主人公は目が見えない。だからこそ成立した物語。海外の小説を和訳したかのように語られる前半の狭小な世界観の構築は見事だし、その世界観に少しずつ違和感を感じさせながら突然一気に崩壊させるところも衝撃的で素晴らしい。結末まで一気に読ませ、冗長なところもない。ただ一点残念なのは、結末がやや中途半端な印象であり俺の好みではなかったかな。「嵐が丘」がもう一度読みたくなったよ。 …続きを読む
    青乃108号
    2021年09月04日
    436人がナイス!しています
  • これは読み友さんのアドバイスのまま“予備知識無し”で読めて正解!幽閉されている盲目の王女レイア姫に差し迫る様々な危険や恐怖、それを守りながら学をも授けていく王である父。これを中世ヨーロッパを思わせる雰囲 これは読み友さんのアドバイスのまま“予備知識無し”で読めて正解!幽閉されている盲目の王女レイア姫に差し迫る様々な危険や恐怖、それを守りながら学をも授けていく王である父。これを中世ヨーロッパを思わせる雰囲気の中、芸術への誘いや視覚に頼らない描写を混ぜながら魅力的な世界観に導かれる。それが中盤から正に世界がひっくり返る様はお見事!“闇”と“光”この対比の描き方がなかなか深い。とにかく多くは語るまいが、一言にすれば「間違いなく面白い」 …続きを読む
    nobby
    2016年01月05日
    434人がナイス!しています
  • 初作家さんです。前々から気になってました。俗物過ぎる自分には美しすぎる内容です。情景描写の美しさだけではなく、ミステリとしても評判通りの作品ではと。。解説が皆川博子さんというのもとってもいいです。是非 初作家さんです。前々から気になってました。俗物過ぎる自分には美しすぎる内容です。情景描写の美しさだけではなく、ミステリとしても評判通りの作品ではと。。解説が皆川博子さんというのもとってもいいです。是非とも全作品読破したい作家さんがまた見つかりました★ …続きを読む
    勇波
    2016年01月14日
    413人がナイス!しています

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