- 著者 大島 真寿美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041023808
かなしみの場所
- 著者 大島 真寿美
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 224
- ISBN:
- 9784041023808
わたしは昔、誘拐されたことがあるらしい――
離婚して雑貨を作りながら細々と生活する果那。離婚のきっかけになった事件のせいで家では眠れず、雑貨の卸先「梅屋」で熟睡する日々。昔々、子供の頃に誘拐されたときのことが交錯する、静かで美しい物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「かなしみの場所」感想・レビュー
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もし・・誘拐された過去があったら、その後の人生を私はどう生きただろうー『誘拐』とイメージするだけで暗かったり悲しい話かと思うが、これは大島さんが紡ぐ優しい物語だった。大島さんの文章表現は痒い所に手が届 …続きを読む2019年07月10日178人がナイス!しています
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離婚して実家に戻り、雑貨を作りながら静かに暮らす主人公。彼女には幼い頃、誘拐された記憶があった……。あらすじだけだと何だかとても不穏で切ない感じだけれど、作者の大島さんは悲しみも葛藤も描かない。周りの人 …続きを読む2019年04月08日69人がナイス!しています
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幼いころに誘拐された記憶を持つ果那は真相を気にしつつ、雑貨を作りながら暮らしている。雑貨を置いている梅屋のみなみちゃんとの真面目ながらもほのぼのとした会話が心地よく、好きなことを仕事にできて、周りには …続きを読む2015年05月24日54人がナイス!しています