- 著者 川村 裕子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年07月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784047035751
装いの王朝文化
- 著者 川村 裕子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年07月27日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 192
- ISBN:
- 9784047035751
装束の文化を知れば、王朝文学がもっとおもしろくなる!
衣服は、いつの時代も、着用している人物の位や性格など、様々な情報を示してきた。『源氏物語』『枕草子』などの作品の記述を手がかりに装束の記号性を読み解き、作品の新たな解釈と古典を読む楽しみを味わう!
目次
第一章 社会の呪縛と衣が語るもの
第二章 狩衣と恋が語るもの
第三章 直衣と普段着が語るもの
第四章 人物の衣が語るもの
第五章 時のなかの衣が語るもの
第六章 着替えの衣が語るもの
第七章 親子の衣が語るもの
目次
第一章 社会の呪縛と衣が語るもの
第二章 狩衣と恋が語るもの
第三章 直衣と普段着が語るもの
第四章 人物の衣が語るもの
第五章 時のなかの衣が語るもの
第六章 着替えの衣が語るもの
第七章 親子の衣が語るもの
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「装いの王朝文化」感想・レビュー
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平安朝古典シリーズの著者・川村裕子さんの平安文学でみる装束も実態。ほとんどが夫、子供の着物に関する文を抜粋し装束に込められた想いと制作時間の大変さ。装束を制作するのはいつも突然・・。2017年01月04日31人がナイス!しています
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王朝装束というと十二単などの女性装束を想像しますが、その影に隠れがちな男性装束に焦点をあてた本。『源氏物語』や『枕草子』『蜻蛉日記』などを引きながら、彼らが身に着けていた衣装が語るドラマ(例えば宇治を …続きを読む2016年10月17日30人がナイス!しています
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再読(と、気づかずに読んでしまった……)今回印象に残ったのは『源氏物語』髭黒が実はおしゃれで、見方によっては男ぶりのいい格好いい人であること。つい、玉鬘の視点から醜男と見てしまうのは作者の誘導に引っかか …続きを読む2024年03月01日29人がナイス!しています