- 著者 大門 剛明
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041021699
優しき共犯者
- 著者 大門 剛明
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041021699
偽装された殺人事件の真相は!? 社会派ミステリの真髄!!
父から継いだ製鎖工場で女社長を務める翔子は、倒産した製鉄所の連帯保証債務を押し付けられ、自己破産の危機に追い込まれていた。翔子に想いを寄せるドロ焼き屋の店主・鳴川は金策に走るが、債権者の長山には相手にもされない。その矢先、長山が死体となって発見された。捜査に乗り出した刑事・池内は、殺人犯の他に死体を遺棄した共犯者がいると直感するが――。情の鎖がすべてを繋ぐ、社会派ミステリの旗手による傑作長編。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「優しき共犯者」感想・レビュー
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「重いテーマの社会派」が大門さんの表の顔とすれば、裏の顔とでもいう内容…人情家の居酒屋店主・鳴川と現代っ子ぽい若手刑事・池内の二人の視点で、姫路の製鎖工場での殺人事件が語られる…犯人探しや動機で展開する …続きを読む2019年05月17日173人がナイス!しています
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話が二転三転して読みにくかった。親の会社を継いだ美しき女性・翔子の債務ために何故そこまで?と思い、「?」マークがチラチラ頭の中に点灯していた。連帯保証人の責務の重さをテーマに人情も組み入れている。雪冤 …続きを読む2022年12月09日77人がナイス!しています
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著者五冊目。『共同正犯』からの改題。いつも意外な展開で楽しませてくれる大門さん。今回は伏線がとても分かりやすく、早々に真相分かったぞ!うほほ!と得意になっていたら、まったく当たっていなかった。うそーん …続きを読む2019年11月06日69人がナイス!しています