北欧神話にまつわる怪死事件の謎とは…平賀とロベルトが奇跡に挑む!
ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。神話に伝わる氷狼の仕業か。平賀とロベルトに調査を依頼するが、事件の裏にはあの男が――!?
ノルウェーの研究都市でFBI捜査官・ビルは不可思議な事件に遭遇。屋敷の主人は氷漬けの密室で凍死していた。神話に伝わる氷狼の仕業か。平賀とロベルトに調査を依頼するが、事件の裏にはあの男が――!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
平賀・ヨゼフ・庚(ひらが・よぜふ・こう)
日本人の青年神父。24歳。ほっそりとして色白、女性にしても良いくらいの美貌の持ち主。骨肉腫をわずらう12歳の弟・良太がいる。
ロベルト・ニコラス
イタリア人の青年神父。男らしい体つきの精悍な美男子。平賀とコンビを組んでいる奇跡調査官で、古文書と暗号解読のエキスパート。神父とは思えないほど世慣れていて、きちんと自分の人生を楽しむタイプ。
ジュリア司祭(2巻目から登場)
プラチナブロンドの髪とグリーンの瞳をもつ、美貌の青年神父。アフリカのソフマ共和国の教会で貧しい人々を救う、聖者のような司祭。
サウロ大司教
平賀とロベルトの良き上司。信仰心があつく、また現在においては希少な悪魔祓い(エクソシズム)を体験した、英雄的大司教でもある。
ローレン・ディルーカ
バチカン情報局で平賀の調査の補佐を行う。天才肌で、数々の事件で名サポートを見せるが、実は最重要犯罪者。現在脱獄し、行方不明になっている。
チャンドラ・シン博士
ローレンの後任として平賀のサポートを行う、優秀な数学者。ある事情からローレンを憎んでおり、その足取りを追うべくロベルトに協力を依頼する。
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「バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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今回のテーマは北欧神話。好きなモチーフだったので読んでいて楽しかったです。トリックも科学的エビデンスがあって納得できるものでした。北欧神話と聖書の物語は意外と共通因子が多くて探してみると面白い。狼さん
今回のテーマは北欧神話。好きなモチーフだったので読んでいて楽しかったです。トリックも科学的エビデンスがあって納得できるものでした。北欧神話と聖書の物語は意外と共通因子が多くて探してみると面白い。狼さん可愛い。たゆらともゆらみたいだよ。シン博士と亡くなった親友、シン博士とローレン、ローレンと平賀、平賀とロベルト。この話にはコンビが多くて、今は無邪気に眠る二匹は今後、どんな関係になっていくのだろう。バチカン随一の肉体労働要員ロベルトの戸惑いと告白、そして解放が今回は印象的でした。大丈夫、あなたは一人じゃない。
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ノルウェー編。前巻のメキシコ編ほどではないけどオーディンなど知ってる単語が出てきて楽しかったです。ラプラスのビル捜査官のその後やシン博士の過去が知れて、キャラを掘り下げてくれていてとても(いつもと比べ
ノルウェー編。前巻のメキシコ編ほどではないけどオーディンなど知ってる単語が出てきて楽しかったです。ラプラスのビル捜査官のその後やシン博士の過去が知れて、キャラを掘り下げてくれていてとても(いつもと比べたら)読みやすかったです。トリックがそこまで複雑じゃなかったし推理パートが短かったからかな?ジュリア司祭の前例もあるしビル捜査官のお父さんの件もあってどうしてもミッシェルを怪しく感じてしまう。シロだったらごめんね、ミッシェル。
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長らく積読状態でしたが、漸く読了しました。今回は北欧神話をベースにした奇跡の謎解き。シン博士の過去も明らかになったり、ラストにちらりと出てくるあの人とあの人…まだまだシリーズは続く模様。ロベルト、格好
長らく積読状態でしたが、漸く読了しました。今回は北欧神話をベースにした奇跡の謎解き。シン博士の過去も明らかになったり、ラストにちらりと出てくるあの人とあの人…まだまだシリーズは続く模様。ロベルト、格好いいなぁ。毎回思うけど、ロベルトは平賀の事好きすぎるよね。そんなロベルトが大好きです。
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