天草四郎伝説に隠された真実とは――!? 奇跡調査の舞台はついに日本へ!
熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、空に巨大な十字架が浮かび上がった。平賀とロベルトは奇跡調査を開始するが、隠れキリシタンの信仰が色濃く残る天草では、とある奇妙な怪談が噂されていて……!?
熊本・天草において、真夏日に大雪が観測され、空に巨大な十字架が浮かび上がった。平賀とロベルトは奇跡調査を開始するが、隠れキリシタンの信仰が色濃く残る天草では、とある奇妙な怪談が噂されていて……!?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
平賀・ヨゼフ・庚(ひらが・よぜふ・こう)
日本人の青年神父。24歳。ほっそりとして色白、女性にしても良いくらいの美貌の持ち主。骨肉腫をわずらう12歳の弟・良太がいる。
ロベルト・ニコラス
イタリア人の青年神父。男らしい体つきの精悍な美男子。平賀とコンビを組んでいる奇跡調査官で、古文書と暗号解読のエキスパート。神父とは思えないほど世慣れていて、きちんと自分の人生を楽しむタイプ。
ジュリア司祭(2巻目から登場)
プラチナブロンドの髪とグリーンの瞳をもつ、美貌の青年神父。アフリカのソフマ共和国の教会で貧しい人々を救う、聖者のような司祭。
サウロ大司教
平賀とロベルトの良き上司。信仰心があつく、また現在においては希少な悪魔祓い(エクソシズム)を体験した、英雄的大司教でもある。
ローレン・ディルーカ
バチカン情報局で平賀の調査の補佐を行う。天才肌で、数々の事件で名サポートを見せるが、実は最重要犯罪者。現在脱獄し、行方不明になっている。
チャンドラ・シン博士
ローレンの後任として平賀のサポートを行う、優秀な数学者。ある事情からローレンを憎んでおり、その足取りを追うべくロベルトに協力を依頼する。
バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達 が含まれている特集
「バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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平賀、ロベルト!ようこそ日本へ!!菩薩の様に慈愛深いバチカンの神父コンビも日本の誇る生魚文化には勝てなかったのか……。最初タイトルからは全然日本の話とは想像できなかったけれど、最後まで読んでみて今までで
平賀、ロベルト!ようこそ日本へ!!菩薩の様に慈愛深いバチカンの神父コンビも日本の誇る生魚文化には勝てなかったのか……。最初タイトルからは全然日本の話とは想像できなかったけれど、最後まで読んでみて今までで一番タイトルがしっくりきたかも。確かに、禁断の智慧の実の樹が一本でなかったら、赦されるアダムとイヴもいるかもしれない。今回は珍しく平賀がロベルトに対して気を使ったり、前に出て助けようとしたりしていて、いつも以上に可愛く思えました。そしてシン博士もちょっとずつ心を開いているようで、それもまたかーわーいーいー
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今回も面白かったです。隠れキリシタンに纏わる話がとても興味く、勉強になりました。耳なし芳一の話を怖がる平賀が可愛い。流石に今回はあの人は出なかったか。次回作は短編集とのことなので、発売が楽しみです。
今回も面白かったです。隠れキリシタンに纏わる話がとても興味く、勉強になりました。耳なし芳一の話を怖がる平賀が可愛い。流石に今回はあの人は出なかったか。次回作は短編集とのことなので、発売が楽しみです。
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今回の舞台は日本の天草。確かに日本で一番キリスト教に関係が深いのは九州だね。この本を読むまではイエズス会って教科書にも出てくるし宣教師の代表格って感じでキリスト教会派では一番馴染み深いと思ってたけど、
今回の舞台は日本の天草。確かに日本で一番キリスト教に関係が深いのは九州だね。この本を読むまではイエズス会って教科書にも出てくるし宣教師の代表格って感じでキリスト教会派では一番馴染み深いと思ってたけど、当時の植民地政策とかバチカンの金策にがっつり絡んでて結構ひどいことやってるわね。島原の乱に関しては当時ひどい虐殺があって、それでもひっそりと信仰を守り続け今に至る人々がいるってことが本当にすごいと思う。あと、今回なんと神道もがっつり絡んできてめっちゃわくわくした。裏の神儀とか中二心をくすぐられて大変でした。
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