翻訳百景

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年02月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784041018637

翻訳百景

  • 著者 越前 敏弥
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年02月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
224
ISBN:
9784041018637

名訳はこうして紡がれる。ベストセラー文芸翻訳者が明かす舞台裏。

原文の「歯ごたえ」を残しながら、いかに日本人に伝わる言葉を紡ぐのか――「名人芸」が生まれる現場を、『ダ・ヴィンチ・コード』訳者が紹介。本を愛するすべての人たちに贈る、魅惑的な翻訳の世界への手引き。 原文の「歯ごたえ」を残しながら、いかに日本人に伝わる言葉を紡ぐのか――「名人芸」が生まれる現場を、『ダ・ヴィンチ・コード』訳者が紹介。本を愛するすべての人たちに贈る、魅惑的な翻訳の世界への手引き。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「翻訳百景」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 翻訳物好きな自分だけど、翻訳に関して言えば読みやすいなとか直訳みたいで読みにくい程度の感想しか持ったことがなかった。本書を読んで翻訳家の方々が作家と読者の懸け橋となっていかに良い翻訳本を作り上げていく 翻訳物好きな自分だけど、翻訳に関して言えば読みやすいなとか直訳みたいで読みにくい程度の感想しか持ったことがなかった。本書を読んで翻訳家の方々が作家と読者の懸け橋となっていかに良い翻訳本を作り上げていくのかが分かった。そのために単語一つ、タイトルの一文字にも妥協せずこだわりを持って仕上げていく過程には驚き・面白さの連続だった。自分が翻訳物を楽しめるのも不断の努力を続けていく翻訳家の方々あってのものと頭の下がる思いで読了した。 …続きを読む
    Panzer Leader
    2016年10月29日
    48人がナイス!しています
  • 『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳で知られる著者が語る、翻訳の現場の裏側を綴ったエッセイ。ここでいう翻訳は文芸書に限られるが、異国の言語(ひいては文化)と日本のそれの間に立つ懸け橋としての職業にある人が持 『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳で知られる著者が語る、翻訳の現場の裏側を綴ったエッセイ。ここでいう翻訳は文芸書に限られるが、異国の言語(ひいては文化)と日本のそれの間に立つ懸け橋としての職業にある人が持つべき矜持というものが伺え、決して堅苦しい内容ではないのだけれど、読んでいて自然と襟を正したくなる。翻訳文学が出版市場で極めて苦しい立場にあることは、消費者として理解しておくべきことであり、そのために翻訳者や編集者がどんな努力をしているのかも分かっておきたい。それは自然と、読者の役割も明らかにしてくれる。 …続きを読む
    本木英朗
    2016年05月29日
    43人がナイス!しています
  • 英語できない!扱えるのは日本語のみ!かどうかも怪しい自分にとって2つの言語を理解して相互変換できる翻訳能力を持った人間は、まさに神の領域!そんな翻訳の仕事には、1・実務翻訳、2・映像翻訳、3・出版翻訳 英語できない!扱えるのは日本語のみ!かどうかも怪しい自分にとって2つの言語を理解して相互変換できる翻訳能力を持った人間は、まさに神の領域!そんな翻訳の仕事には、1・実務翻訳、2・映像翻訳、3・出版翻訳の3つがある。そして3つの翻訳の仕事で使用する技術と求められる訓練は全く異なってくる。今まで、翻訳は訳せればOKでは!と思っていたけど「野球でも、ただバットを振るだけではなく、プロとしてお金を取れる高い技術が必要」という説明になるほど~!と思った。語学力だけでなく、とても高い技術が必要な仕事だなと感じた。 …続きを読む
    リキヨシオ
    2016年05月22日
    40人がナイス!しています

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