- 著者 安部 龍太郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年05月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041017722
密室大坂城
- 著者 安部 龍太郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年05月24日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784041017722
父は、秀吉……!? 直木賞作家による新たな豊臣秀頼像
大坂の陣。二十万の徳川軍に包囲された大坂城を守るのは秀吉の一粒種の秀頼。そこに母・淀殿がかつて犯した不貞を記した証拠が投げ込まれた。陥落寸前の城を舞台に母と子の過酷な運命を描く。傑作歴史小説!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「密室大坂城」感想・レビュー
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戦国時代もの小説というのは、司馬遼太郎がいるからさぞかし書きにくいことだろう。執筆にあたっては司馬遼太郎とは異なった視点とアプローチが必要となる。実は司馬遼太郎作品というのは物事について白か黒か、善か …続きを読む2015年05月05日20人がナイス!しています
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特別な盛り上がりがあったわけじゃないけど、新鮮な感じがする豊臣家の人間関係だった。大将の器を備えた大人な秀頼と、昔の栄華に執着するヒステリックな淀殿。秀頼一人に実権があれば、豊臣家の行く末も変わってい …続きを読む2014年06月10日14人がナイス!しています
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秀頼が逞しく立派な武士として描かれていた反面、淀殿の悪者ぶりが際立っていた。秀頼の父親は本当に秀吉なのかと疑ったり、秀吉公認の上で他の男の種をもらったという話や、大野治長や石田三成との仲を怪しんだりす …続きを読む2016年08月17日12人がナイス!しています