• 夏になると読みたくなる本がいくつかある。この本もそのひとつ。そして派生して遠野物語”的”なはなしも読みたくなる。無限ループ。 筆者も言うようにまず”遠野”ということばがいい。天狗は外国人という説とか、抜き 夏になると読みたくなる本がいくつかある。この本もそのひとつ。そして派生して遠野物語”的”なはなしも読みたくなる。無限ループ。 筆者も言うようにまず”遠野”ということばがいい。天狗は外国人という説とか、抜きんでて豊かな家の盛衰が先にあって狐や座敷童使の話が後で理由づけされたとか、そういう本を読んだ記憶。 でもこういうおはなしを読むと、そういう理由づけは無粋な気すらしてしまう。ふしぎなものがただそこにあって、それを敬ったり畏れたりしていたということ。これからもしていきたいという気持ちがここにあるということ。 …続きを読む
  ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

  2020年07月26日
  137人がナイス！しています
• 発見角川】民俗学の一側面。調査主体は調査対象の中に入らないと理解できない。以前読んだ時の遠野物語の理解度が10%程度であったことを知る。わかりやすい文章にし、わかりやすい順番に並べ替え。膨大な作業の成果 発見角川】民俗学の一側面。調査主体は調査対象の中に入らないと理解できない。以前読んだ時の遠野物語の理解度が10%程度であったことを知る。わかりやすい文章にし、わかりやすい順番に並べ替え。膨大な作業の成果。現在の理解度は20%。遠野物語の背景、環境などを勉強してから再読したい。retoldを読むのはその後かも。 …続きを読む
  kaizen@名古屋de朝活読書会

  2015年06月25日
  107人がナイス！しています
• 遠い遠い昔、高校生の頃、仲良しの数家族で遠野を旅した。座敷童や河童は有名だけれど、オシラサマと言う神様が妙に心に残っていた。大人たちは民族館などを巡り、子供たちはレンタサイクルで野を走った。夏休みのこ 遠い遠い昔、高校生の頃、仲良しの数家族で遠野を旅した。座敷童や河童は有名だけれど、オシラサマと言う神様が妙に心に残っていた。大人たちは民族館などを巡り、子供たちはレンタサイクルで野を走った。夏休みのことだから暑くて、でも緑が美しかったことを覚えている。本当に河童が突然現れてもおかしくないような、そんな場所だった。科学で全てを語ることは出来ない。そしてそこには何かしらのタブーであったり、風習などが隠されているはず。忘れ去られてしまう前に書き残した柳田さん、また懐かしく思い出させてくれた京極さんに感謝。 …続きを読む
  chantal(シャンタール)

  2020年07月29日
  81人がナイス！しています

powered by