- 著者 大塚 英志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041016411
代筆屋中川恭次郎の奇っ怪なる冒険
- 著者 大塚 英志
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2014年11月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041016411
二流文士と眼科医コンビが繰り広げる明治文壇ミステリー
代筆を生業とする中川恭次郎は、列車の中に鶯色のリボンと庇髪の少女を目撃し、愕然とした。あれは田山花袋の小説に出てくる少女ではないか。恭次郎と井上通泰は、探偵もどきの冒険に身を投じることになる。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「代筆屋中川恭次郎の奇っ怪なる冒険」感想・レビュー
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著者原作の漫画「黒鷺死体宅配便」のスピンオフのスピンオフ。主人公の中川恭次郎始め柳田國男の兄、井上通泰や田山花袋など実在の人物が謎の自死事件を推理する。著者の「木島日記」的なものを期待していたけど、時 …続きを読む2016年07月13日64人がナイス!しています
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明治後期の文壇を舞台にした探偵小説。主人公ではないが当時の田山花袋や岡田美知代、柳田國男等実在の作家が沢山出てくる。丁度最近、田山の蒲団をモチーフにした中島京子のFUTONを読んでいた為、相関や背景はすっ …続きを読む2021年11月09日37人がナイス!しています
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本編に登場せぬ柳田国男のフィールドで踊る主人公たち。ふむ、ある意味人形浄瑠璃の如し。田山花袋の少女病ぶりもいと可笑し。大塚英志らしい作品なり。2015年04月24日27人がナイス!しています