• 明治に西洋料理が入り「和食」が生まれた。その違いは天武天皇６７５年の肉食禁止令にある。明治４年明治天皇が肉食再開宣言を行う。肉でだしがとれないので北の昆布と南の鰹節で出汁をとった。海運が進んだ室町時代 明治に西洋料理が入り「和食」が生まれた。その違いは天武天皇６７５年の肉食禁止令にある。明治４年明治天皇が肉食再開宣言を行う。肉でだしがとれないので北の昆布と南の鰹節で出汁をとった。海運が進んだ室町時代が日本料理の発展時期。元々神饌料理で素材と調味料を別にしていたが、大饗料理から禅の影響で精進料理となり、茶の湯から懐石料理へと変化した。江戸時代から天ぷら・寿司・蕎麦が拡がり、明治になり肉食が普及。戦後食糧難で米国から支援で給食にパンと乳製品が支給され、コメ離れに至る。元教授だけあり食の文化史がよくわかる。 …続きを読む
  アキ

  2019年05月22日
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• 稲作特有の文化からの食の発展、茶の湯と共に和菓子や懐石などが発明された室町期、一気に食文化が開花する江戸期と、読んでいて楽しかった。特に江戸時代の「起こし絵」というペーパークラフトのようなものは、文化 稲作特有の文化からの食の発展、茶の湯と共に和菓子や懐石などが発明された室町期、一気に食文化が開花する江戸期と、読んでいて楽しかった。特に江戸時代の「起こし絵」というペーパークラフトのようなものは、文化的に余裕があった時代の発行物であったことがうかがえる。写真、図版なども豊富で、良い本だと思う。 …続きを読む
  佐島楓

  2014年07月25日
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• 和食って何と言われても実はわからなかったりするのですが、土地のものをありがたく頂く地産地消が当然だった時代の稲作文化から精進料理、そして茶の湯を経ての本膳料理と言う流れは日本の長い食文化が貴族から宗教 和食って何と言われても実はわからなかったりするのですが、土地のものをありがたく頂く地産地消が当然だった時代の稲作文化から精進料理、そして茶の湯を経ての本膳料理と言う流れは日本の長い食文化が貴族から宗教者、商人発の食の文化が入ってくるあたりは、まるで大河ドラマでもみているかのよう。中でもだしの文化って、やっぱりどうもかなり特徴的に感じるのはこの本の強調する点なのかも。にしても日本の食文化の芳醇さが何とも微笑ましくなる内容です …続きを読む
  nizimasu

  2014年10月07日
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