雑誌記者の窮地を救う「あの男」!? 大人気シリーズ第二弾!
“悪人”に天誅を下す「ウロボロス」と名乗る謎の集団の取材を進めていた雑誌記者・勝村。取材中に陥ったピンチを救ったのは、あの男だった!?――爽快ピカレスク・アクションミステリ。
“悪人”に天誅を下す「ウロボロス」と名乗る謎の集団の取材を進めていた雑誌記者・勝村。取材中に陥ったピンチを救ったのは、あの男だった!?――爽快ピカレスク・アクションミステリ。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス が含まれている特集
「怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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【あゝ日本のどこかに私を待ってる人がいる】受難体質記者、ツンデレ刑事たち、中二病天才ハッカー、仮面の自警団、ヤクザにマフィア諸人挙りて下北沢。【探し物は何ですか?】「山猫です」「魔王を」「ウロボロス」
【あゝ日本のどこかに私を待ってる人がいる】受難体質記者、ツンデレ刑事たち、中二病天才ハッカー、仮面の自警団、ヤクザにマフィア諸人挙りて下北沢。【探し物は何ですか?】「山猫です」「魔王を」「ウロボロス」「容疑者勝村」盗まれた携帯番号から始まる尻尾の齧り合い。【ガンダーラ、ガンダーラ】お綺麗な理想郷より欲に塗れた俗世が野良猫にはふさわしい。【そうだ、おそれないで、みんなのために】チーム山猫結成、共同戦線始動、決めたのは自分自身。【上を向いて歩こう、涙がこぼれないように】歩き続けよう、山猫を見失わないように。
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シリーズ第2弾。ドラマよりもクールでセクシーな山猫にドキドキさせられます。「おれは、ただの一度も正義を名乗ったことはねぇ。おれ自身、犯罪者で小悪党だって自覚してる。」開き直りというか、ここまで潔いと勝
シリーズ第2弾。ドラマよりもクールでセクシーな山猫にドキドキさせられます。「おれは、ただの一度も正義を名乗ったことはねぇ。おれ自身、犯罪者で小悪党だって自覚してる。」開き直りというか、ここまで潔いと勝村と同じく、好感を抱いてしまう。次巻ではドラマと同じ驚きの展開が…待っているのか?
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72人がナイス!しています
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今回も面白かったです。義賊のような山猫、不祥事を暴くハッカー魔王、正義の自警団ウロボロスの三つ巴で展開していくのがたまりません。個性豊かな登場人物たちだけでなく、他のシリーズの人物らしき人たちも出て来
今回も面白かったです。義賊のような山猫、不祥事を暴くハッカー魔王、正義の自警団ウロボロスの三つ巴で展開していくのがたまりません。個性豊かな登場人物たちだけでなく、他のシリーズの人物らしき人たちも出て来てニヤリとさせられます。3つの正義が火花を散らす中で最後に残る正義はどれかも気になりました。サラリと読めるのに推理も楽しめるのがいいですね。謎やトリックはこれというほどのものはありませんが、山猫のキャラクターで魅せますね。勝村と山猫の関係も好きです。
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59人がナイス!しています
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著者紹介
神永 学(かみなが・まなぶ)
1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でデビュー。同作から始まる「心霊探偵八雲」シリーズが、若者を中心に圧倒的な支持を集める。他著作に「怪盗探偵山猫」「天命探偵」「確率捜査官 御子柴岳人」「浮雲心霊奇譚」「殺生伝」「革命のリベリオン」などのシリーズ作品や『イノセントブルー 記憶の旅人』『コンダクター』などがある。神永学オフィシャルサイト