「貧乏」のすすめ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年06月05日
判型:
新書変形判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784041015681

「貧乏」のすすめ

  • 著者 ひろ さちや
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年06月05日
判型:
新書変形判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784041015681

宗教は貧乏人のためにある

欲望を植え付けられ幸福感が満たされなくなった現代人。なぜ私たちはこうなってしまったのか。「貧しい者こそむしろ幸福」という、その理由を宗教と経済の観点から分かりやすく解説する。 欲望を植え付けられ幸福感が満たされなくなった現代人。なぜ私たちはこうなってしまったのか。「貧しい者こそむしろ幸福」という、その理由を宗教と経済の観点から分かりやすく解説する。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「「貧乏」のすすめ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • こんなにも「貧乏」のほうが良いのかと嬉しくなってしまう。単に「貧乏」を勧めると言っても、ひろさんに解説されるとその裏には色々な昔の知恵だったり手段であったり宗教であったりと色々訳がある。最近「多様なニ こんなにも「貧乏」のほうが良いのかと嬉しくなってしまう。単に「貧乏」を勧めると言っても、ひろさんに解説されるとその裏には色々な昔の知恵だったり手段であったり宗教であったりと色々訳がある。最近「多様なニーズ」と言うけれど、過剰な商品が過剰な欲望を喚起しているだけ、という意見にはかなり賛成。お金もあれば、それ以上のものを欲しがり、無ければ高い欲望も無くなる。でも経済は欲望で活性化される面もあるので社会的には考えてしまうけれど、やっぱり無いよりあった方が良いな。 …続きを読む
    Michi
    2016年08月07日
    6人がナイス!しています
  • 古今の宗教から貧乏というのをポジティブにとらえようと言うのがこの本。さすがに金持ちは悪魔的な言葉には、はてと思うのだが、佐伯啓思さんの本から、資本主義を欲望変換装置と置き換えていき、マルクス時代の労働 古今の宗教から貧乏というのをポジティブにとらえようと言うのがこの本。さすがに金持ちは悪魔的な言葉には、はてと思うのだが、佐伯啓思さんの本から、資本主義を欲望変換装置と置き換えていき、マルクス時代の労働者から現代の消費者への転換が、悲劇の元にあると論破する。結局は消費のスパイラルから抜け出し、足るをしるという境地に池という見事な宗教説話になっているのが面白いなあと思います。ひろさちや先生は、よくも悪くもそれぞれの宗教のいいところ取りをしていて、そういうのは日本人の読者にはしっくりくるのかなあ …続きを読む
    nizimasu
    2014年08月20日
    6人がナイス!しています
  • 内容を一言であらわすと資本主義の否定。 おそらく著者は読書家で勉強家で物知りなんだろう。 そして話もユーモアを交えてておもしろいんだろう。 それは伝わってくる。 しかし個人的には鼻につく文章としか感じなか 内容を一言であらわすと資本主義の否定。 おそらく著者は読書家で勉強家で物知りなんだろう。 そして話もユーモアを交えてておもしろいんだろう。 それは伝わってくる。 しかし個人的には鼻につく文章としか感じなかったし、読んでいて気持ちの良いものではなかった。 部分的にはそういう考えもあるのかとは思わせてくれるんだけど。 …続きを読む
    ニゴディー
    2020年01月23日
    3人がナイス!しています

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