星やどりの声

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年06月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041013359
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星やどりの声

  • 著者 朝井 リョウ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年06月20日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041013359

若き直木賞受賞作家・朝井リョウが描く、感動の物語

東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。 東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

主な登場人物

おすすめコメント

満点の星空のように澄み切って、ほんの少し寂しい今日は、明日と出会うための今日。
卒業の今日を迎えるこのありふれた家族に、どうか幸多からんことを。
――有川浩

この小説は、6つのナミダと、1つのトリハダでできている。僕の好きな人が、この本を読んでくれますように。
――中村航

「星やどりの声」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『桐島』以来の朝井くん(なんか、「くん」がぴったりくるんだよなぁ)。あとがきで早稲田の先生が彼をして「耳の作家」仰ってるように、彼の書く文章は、リズムが抜群。がんで亡くなった父親を囲んで、残された6人 『桐島』以来の朝井くん(なんか、「くん」がぴったりくるんだよなぁ)。あとがきで早稲田の先生が彼をして「耳の作家」仰ってるように、彼の書く文章は、リズムが抜群。がんで亡くなった父親を囲んで、残された6人兄弟・姉妹の物語なんだけど、彼の文章がほかの(誰とはいわないが・笑)中年作家さんと大きく違うのは、この年代の子ども・若者たちの描写がものすごい自然。そりゃそうだよな、目線が同じなんだもの。ラストは少々作り込まれすぎな気もするけど、大変よろしかったです。 …続きを読む
    ミカママ
    2017年11月26日
    371人がナイス!しています
  • とある家族のお話。すでに亡くなってしまっている父と、その父が経営していた喫茶店「星やどり」を引き継ぐ母、それと6人の子供(男3人、女3人の兄弟)。それぞれに悩みがあって、それぞれに個性があって、人間らし とある家族のお話。すでに亡くなってしまっている父と、その父が経営していた喫茶店「星やどり」を引き継ぐ母、それと6人の子供(男3人、女3人の兄弟)。それぞれに悩みがあって、それぞれに個性があって、人間らしさをすごく感じた。個人的には三男の話がお気に入りです。最後にすべて回収されたのでその点も満足です。 …続きを読む
    あまみや
    2024年09月04日
    256人がナイス!しています
  • 『桐島~』『世界地図~』以来、約1年ぶりの朝井さん作品です。正直、まだ2作しか読んでいないので何とも言えなかったのですが、個人的にはそんなに好きなほうの作家さんではありませんでした。‘若さ’が武器なんで 『桐島~』『世界地図~』以来、約1年ぶりの朝井さん作品です。正直、まだ2作しか読んでいないので何とも言えなかったのですが、個人的にはそんなに好きなほうの作家さんではありませんでした。‘若さ’が武器なんでしょうが、その‘若さ’がどうも自分には馴染まず・・・でしたが、本作はこれまでの朝井さんアレルギー?を完全に吹き飛ばす素晴らしい作品で、すっかりハマってしまい、もともと文章はキレイだなと思う作家さんでしたが、こんなに表現かつ表情豊かに書かれる作家さんだとは。さすが最年少での〔直木賞〕受賞はダテではないですね。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2016年03月14日
    245人がナイス!しています

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著者紹介

朝井 リョウ(あさい りょう)

1989年岐阜県生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。他著作に『チア男子!!』、『もういちど生まれる』『少女は卒業しない』、『学生時代にやらなくていい20のこと』がある。今最も注目の若手作家。

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