微睡みの海

微睡みの海

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年03月11日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041107249

微睡みの海

  • 著者 熊谷 達也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年03月11日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
296
ISBN:
9784041107249

北の港町、男女三人--それは「あの日」までの激しい恋!

2010年春、東北の港町・仙河海市の美術館で働く笑子が身を投じたのは、元担任と元教え子、二人の男性との激しい性愛--在りし日の「被災地」の姿と生命を燃やして恋する男女の姿を描いた、肉体の純愛小説。 2010年春、東北の港町・仙河海市の美術館で働く笑子が身を投じたのは、元担任と元教え子、二人の男性との激しい性愛--在りし日の「被災地」の姿と生命を燃やして恋する男女の姿を描いた、肉体の純愛小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「微睡みの海」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 実はあまり読めていない直木賞作家熊谷さんの作品で、読メでレビューを読み、手に取った作品でしたが、う〜ん、あまり深くは入り込んでこなかったですね〜。面白くないというワケではないのですが、なんかこう薄味と 実はあまり読めていない直木賞作家熊谷さんの作品で、読メでレビューを読み、手に取った作品でしたが、う〜ん、あまり深くは入り込んでこなかったですね〜。面白くないというワケではないのですが、なんかこう薄味というかちょっと消化不良気味でした。もっと人間臭さ?がにじみ出てる男女の憎愛みたいなのが、前面に出てるのかなと思ったのですが、意外とサラッと書かれていました。きっと主人公の「笑子」にも不倫相手の男性にも、教え子の「祐樹」にも誰にも感情移入できなかったのが、非常に残念でした。でも作者さんの意外な作風は新鮮でした。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2016年10月25日
    185人がナイス!しています
  • 中学の美術教師を辞め、現在は美術館の学芸員をしている笑子。厳格な両親に育てられ、自分を卑下する傾向がある。中学時代の担任でたまたま美術館の副館長をしている菅原との不倫関係にある。自分自身が担任した生徒 中学の美術教師を辞め、現在は美術館の学芸員をしている笑子。厳格な両親に育てられ、自分を卑下する傾向がある。中学時代の担任でたまたま美術館の副館長をしている菅原との不倫関係にある。自分自身が担任した生徒・祐樹と思わぬ再会をし、親しくなっていく。この二重の関係に苦しみながら、苦しんでいる自分を愉しむ、複雑な精神を抱えて、笑子は二人との関係を清算する決心をする。そして3月10日。行方をくらましている祐樹との再会を期す笑子の決意で小説が終わる。「ティーンズ・エッジ」の二人と思われる若者たち同様、翌日を迎えるのだ。 …続きを読む
    藤枝梅安
    2015年09月03日
    89人がナイス!しています
  • リアスの子の続編でしょうか?笑子と言うヒロインが好きになれなくて、最後までモヤモヤ・・・。早坂希が素敵な女性になっていたのが良かった。物語は3月10日で終わる。この続きはあるのでしょうか?熊谷さんの作品 リアスの子の続編でしょうか?笑子と言うヒロインが好きになれなくて、最後までモヤモヤ・・・。早坂希が素敵な女性になっていたのが良かった。物語は3月10日で終わる。この続きはあるのでしょうか?熊谷さんの作品としては性描写が多すぎて、あまり評価したくない本でした。 …続きを読む
    ゆみねこ
    2015年03月17日
    63人がナイス!しています

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