この世の花

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
144
ISBN:
9784041011737
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この世の花

  • 著者 銀色 夏生
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
144
ISBN:
9784041011737

銀色夏生撮り下ろしの写真と新作の詩で紡ぐ、記念碑的写真集!!

ありふれた日常のゆらぎときらめき。それが、詩人・銀色夏生の目を通すと、こんなにも美しく見える……。一途に、健気に咲く花々の美しさが胸を打つ写真の数々と、新作の詩で紡ぐ、銀色的写真世界。 ありふれた日常のゆらぎときらめき。それが、詩人・銀色夏生の目を通すと、こんなにも美しく見える……。一途に、健気に咲く花々の美しさが胸を打つ写真の数々と、新作の詩で紡ぐ、銀色的写真世界。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「この世の花」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • きれいな花の写真に銀色さんの詩を添えた心安らぐ本。華麗な花というより楚々とした野の花が多い。原っぱにひっそりと咲いている花でも、はっとするような美しさがあることを教えてくれる。都会の片隅で咲いている花 きれいな花の写真に銀色さんの詩を添えた心安らぐ本。華麗な花というより楚々とした野の花が多い。原っぱにひっそりと咲いている花でも、はっとするような美しさがあることを教えてくれる。都会の片隅で咲いている花の写真もあって、そういったものにも、心を奪われた。どんな花でもあっても、美しく尊いのだ思わせてくれる。詩の中の「花は空からこぼれ落ちた光」という一節が、深く心に響く。手元にずっと置いて、心がささくれてきた時は何度でも眺めようと思った。 …続きを読む
    新地学@児童書病発動中
    2017年12月24日
    95人がナイス!しています
  • 銀色夏生さん撮影の植物の写真がたくさん。はなの写真集のようです。でも、花はおしゃれな花じゃなくて自然な感じの花です。合間に詩が少し。少ないけれど、素敵な詩です。銀色夏生さん、女性だったのですね。名前か 銀色夏生さん撮影の植物の写真がたくさん。はなの写真集のようです。でも、花はおしゃれな花じゃなくて自然な感じの花です。合間に詩が少し。少ないけれど、素敵な詩です。銀色夏生さん、女性だったのですね。名前から男性だと思っていました。 …続きを読む
    パフちゃん@かのん変更
    2016年02月27日
    60人がナイス!しています
  • 世界という足もとがゆらいだ日、今日が崩れ落ちていく不安に押しつぶされそうで、地面を彩る花の色も目に映らなかった。それでも、緊張と安堵をくり返し、空からこぼれ落ちた光が花となり、ふたたび日々は静かに輝く 世界という足もとがゆらいだ日、今日が崩れ落ちていく不安に押しつぶされそうで、地面を彩る花の色も目に映らなかった。それでも、緊張と安堵をくり返し、空からこぼれ落ちた光が花となり、ふたたび日々は静かに輝く。変わってしまった場所、また会いたいと望むべくもない願い、見ていない時も花はそこで輝いていた。同じには戻らなくても、何度ゆらいでも、そのたびに立ち上がる。変わらないものは何もないとやさしく笑うように、春の光をあつめて花は咲き、人は人と会う。ゆっくりと歩こう、ただ歩こう。世界という足もとは何度でも華やぐから。 …続きを読む
    ちはや@灯れ松明の火
    2016年03月11日
    49人がナイス!しています

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