ピンクとグレー

映画化作品

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041012185
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映画化作品

ピンクとグレー

  • 著者 加藤 シゲアキ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041012185

絶望的に素晴らしいこの世界の真ん中に僕は君と共にある。

大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の愛と孤独を鮮やかに描いた、作家・加藤シゲアキの原点となる青春小説。 大阪から横浜へ越してきた小学生の大貴は、マンションで同い年の真吾と出会う。性格は全く違う2人だったが惹かれあい、親友に。やがて高校生になった2人は、雑誌の読者モデルをきっかけに芸能活動をスタート。 同居も始めるが、真吾だけがスターダムを駆け上がっていくことで2人の仲は決裂してしまい……。ステージという世界の魔法、幻想に魅入られた幼なじみの2人の青年の愛と孤独を鮮やかに描いた、作家・加藤シゲアキの原点となる青春小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 24歳 ブラックコーヒー
第二章 9~11歳 イチゴオレ
第三章 25歳 シングルモルトウィスキー
第四章 17歳 Dr Pepper
第五章 24歳 ミネラルウォーター
第六章 17歳 コーラと加糖缶コーヒー
第七章 24歳 缶のコーンスープ
第八章 24歳 紅茶
第九章 20歳 ビールとシャンパン
第十章 25歲 チャイナブルー、バーボンソーダ、 スノーボール、スコッチ
第十一章 25歲 シングルモルトウィスキー
第十二章 25歲 ジンジャエール
第十三章 26歳 白ワイン 赤ワイン
第十四章 27歳と139日 ピンクグレープフルーツ

あとがき
加藤シゲアキインタビュー

人物相関図

人物紹介

河田大貴

主人公。高校時代に真吾とバンドを組む。大学卒業後も真吾とともに始めたエキストラの仕事を続ける。

鈴木真吾

河田の親友。読者モデルから芸能界入り。ドラマや映画で活躍する若手スター「白木蓮吾」に成長。

鈴木唯

真吾の姉。学生時代に取り組んでいたコンテンポラリーダンスで大会中に事故を起こし重傷を負う。

香凛

老若男女から支持される日本を代表する歌姫。「白木蓮吾」の恋人。

河田(幼少期)

9歳。通称りばちゃん。父親の転勤で大阪から横浜へ。引越し当初は強がっていたが、徐々にごっちらと仲良しに。

鈴木(幼少期)

9歳。通称ごっち。おとなしく姉思い。親達から「スタンド・バイ・ミー」と称される仲良し4人組のひとり。

石川(幼少期)

河田、鈴木らと同じマンションに住む同級生で、「スタンド・バイ・ミー」のメンバー。

著者メッセージ

「ピンクとグレー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 著者についてまったく予備知識(最近、各賞の候補に上がったことを除いて)なく手に取る。世代こそ違うが、同じ大学の卒業生(ただしあちらは下からの生え抜き)ということで、その空気感を共有できた。デビュー作と 著者についてまったく予備知識(最近、各賞の候補に上がったことを除いて)なく手に取る。世代こそ違うが、同じ大学の卒業生(ただしあちらは下からの生え抜き)ということで、その空気感を共有できた。デビュー作とは思えないキレの良い言葉選び、ビジュアルにも訴えかける内容…は、多才な著者ならではか。起承転結の「転」の部分が残念ながら安易だった気がするが、作品中にも登場するあるアーチストへのオマージュなのかもしれない、と思い納得。 …続きを読む
    ミカママ
    2021年01月30日
    536人がナイス!しています
  • 初読の感想は、ツイッター→アカウント消したためツイログ保存→いつか感想を要約して書くと思っていた→2019年の4月頃アカウントのないツイログは消去したと告知され感想消える。そのため再読時に感想書きます。 2019 初読の感想は、ツイッター→アカウント消したためツイログ保存→いつか感想を要約して書くと思っていた→2019年の4月頃アカウントのないツイログは消去したと告知され感想消える。そのため再読時に感想書きます。 2019年11月、感想書いてます。そちらもぜひ見てください。https://bookmeter.com/reviews/85421515 …続きを読む
    そる
    2018年02月14日
    315人がナイス!しています
  • 再読。ホントにアイドルのNEWS加藤シゲアキさんが書いたの?!と思うくらいおもしろい。章タイトルが飲み物で最後はタイトルとかかっているというのもいい。親友が変わってほしくないのに変わっていく、変わってほしい 再読。ホントにアイドルのNEWS加藤シゲアキさんが書いたの?!と思うくらいおもしろい。章タイトルが飲み物で最後はタイトルとかかっているというのもいい。親友が変わってほしくないのに変わっていく、変わってほしいのに変わってくれない。もどかしくて辛くて、すれ違って悲しくて寂しくて。りばちゃんはごっちを演じることで、ごっちを理解できたのかな。「僕は彼を少し恨んだ。彼と共演する為に、仕事を与えているのに断るなんて正直許せなかった。また、部屋でセリフ合わせをしようよ。それとも僕といるのが嫌になったのだろうか。」 …続きを読む
    そる
    2019年11月22日
    264人がナイス!しています

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著者紹介

加藤 シゲアキ(かとう・しげあき)

1987年7月11日生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。2012年1月、『ピンクとグレー』で作家デビュー。続いて13年2月に『閃光スクランブル』、14年3月に『Burn.-バーン-』を発表。“渋谷サーガ”シリーズとしてベストセラーに。ジャニーズ事務所のアイドルグループ、NEWSのメンバーとして芸能界でも活躍の場を広げている。主なドラマ出演作は「トラブルマン」「3年B組金八先生」「華和家の四姉妹」「花のズボラ飯」「失恋ショコラティエ」「大使閣下の料理人」など。 15年3月30日よりスタートした新番組「白熱ライブ ビビット」(TBS系)に、金曜レギュラーとして出演し、「体感!ビビットカルチャー」のコーナーを担当している。処女作『ピンクとグレー』が、監督・行定勲氏と脚本・蓬莱竜太氏のタッグにより映画化され、2016年新春に公開予定。

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