万葉集の心を読む

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044054083
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万葉集の心を読む

  • 著者 上野 誠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年11月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
240
ISBN:
9784044054083

NHK「100de名著」、折口信夫「古代研究」講師で話題。

新元号「令和」決定!
『万葉集』1200年目のベストセラーに。

今を生きる私たちにとって万葉集の魅力とは。最新の万葉研究を背景に信仰・都市・女性・家族など古代と現代を繋ぐ13の視点から有名な万葉歌を読解。読んで学び、感じて味わう、現代人のための万葉集入門!
いにしえびとの声、飛鳥・万葉の和歌。その歌々が、今を生きる私たちに語りかけてくるものとは―。家族と愛情、笑いと宴席、女性と労働、都市と神々など様々なテーマのもと、現代に通じる「暮らしの声」にあふれた歌を多数紹介。男女の慕情とかけひき、風流な都の文化、いにしえからの日本人の自然観を生き生きと伝える万葉歌の世界を、最新の研究を背景に深く学び、味わい、愉しむ。時を超えて万葉びとと対話する、「体感する万葉集」!
新元号「令和」決定!
『万葉集』1200年目のベストセラーに。

今を生きる私たちにとって万葉集の魅力とは。最新の万葉研究を背景に信仰・都市・女性・家族など古代と現代を繋ぐ13の視点から有名な万葉歌を読解。読んで学び、感じて味わう、現代人のための万葉集入門!
いにしえびとの声、飛鳥・万葉の和歌。その歌々が、今を生きる私たちに語りかけてくるものとは―。家族と愛情、笑いと宴席、女性と労働、都市と神々など様々なテーマのもと、現代に通じる「暮らしの声」にあふれた歌を多数紹介。男女の慕情とかけひき、風流な都の文化、いにしえからの日本人の自然観を生き生きと伝える万葉歌の世界を、最新の研究を背景に深く学び、味わい、愉しむ。時を超えて万葉びとと対話する、「体感する万葉集」!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
学びて、思わざれば……
今、『万葉集』を読むということ
万葉びととの対話
輪をつないで鎖を作るように語る

第一章 現在と都市
第二章 都市と神々
第三章 神々と女性
第四章 女性と労働
第五章 労働と家族
第六章 家族と愛情
第七章 愛情と怨恨
第八章 怨恨と揶揄
第九章 揶揄と笑い
第十章 笑いと宴席
第十一章 宴席と庭園
第十二章 庭園と愉楽
第十三章 愉楽と現在

おわりに

引用・参考文献
本書を読むための関係年表

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「万葉集の心を読む」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 万葉集を楽しむための手掛かりがたくさん詰まった一冊。和歌が詠まれた時代背景や風俗、万葉人たちはこんな風に考えていたのではないかということをほんの少しだけでも知ると、これまで気にも留めていなかった言葉に 万葉集を楽しむための手掛かりがたくさん詰まった一冊。和歌が詠まれた時代背景や風俗、万葉人たちはこんな風に考えていたのではないかということをほんの少しだけでも知ると、これまで気にも留めていなかった言葉にもきちんと意味があるとわかる。中臣清麻呂の宴会で家持や今城らが競うように詠んだ歌(巻20:4496-4513)が面白かった。様々な解説者の異なる視点によって色んな顔を見せてくれる万葉集、面白い歌集だな♪ …続きを読む
    しゅてふぁん
    2018年06月06日
    40人がナイス!しています
  • 短い文章の中で、奈良時代の面影を伺えると同時に、イメージしながらも 当時の人々の生活を想像することが出来、まるでタイムスリップをしたかのよう な感じにさせられながらも、さらには時代が違えども、暮らしの中 短い文章の中で、奈良時代の面影を伺えると同時に、イメージしながらも 当時の人々の生活を想像することが出来、まるでタイムスリップをしたかのよう な感じにさせられながらも、さらには時代が違えども、暮らしの中で、 人間の持つ喜怒哀楽があるということは今の時代にも通じるものがある。  多くの事を大切にして、その気持ちだけは失いたくはない、 そんなありのままの姿が込められた和歌、 その純粋さに、いろいろと考えさせられながらも、万葉の世界観、和歌の魅力が 十二分に感じられるどころか、とりこまれてしまいました。 …続きを読む
    ともとも
    2014年10月14日
    8人がナイス!しています
  • 歌を歌う側の心性を読む側の心性に照らし合わせて、万葉人の民俗を復原しようとしている。でも、そんなこ難しい話は抜きにして単純に読み物としても楽しめました。 歌を歌う側の心性を読む側の心性に照らし合わせて、万葉人の民俗を復原しようとしている。でも、そんなこ難しい話は抜きにして単純に読み物としても楽しめました。
    Shoji
    2015年10月02日
    2人がナイス!しています

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