ダライ・ラマ般若心経を語る

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年12月25日
判型:
文庫判
ページ数:
208
ISBN:
9784044089085
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ダライ・ラマ般若心経を語る

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年12月25日
判型:
文庫判
ページ数:
208
ISBN:
9784044089085

今まで知らなかった仏教の姿が見えてくる!

有名な「色即是空空即是色」のフレーズ、呪文めいた「ギャテイギャテイハラギャテイ」の読誦――。ブッダが観音菩薩の口を借りて語ったとされる般若心経。そこにはどんな意味が込められ、この経を唱えることに、一体どんな意義があるのか。「観音菩薩の化身」であるダライ・ラマが、みずから般若心経の価値を語り、仏教の真髄に迫る。経典の根幹を成す「空」という概念を解き明かし、人類が悟りにいたる叡智を説く恰好の書! 有名な「色即是空空即是色」のフレーズ、呪文めいた「ギャテイギャテイハラギャテイ」の読誦――。ブッダが観音菩薩の口を借りて語ったとされる般若心経。そこにはどんな意味が込められ、この経を唱えることに、一体どんな意義があるのか。「観音菩薩の化身」であるダライ・ラマが、みずから般若心経の価値を語り、仏教の真髄に迫る。経典の根幹を成す「空」という概念を解き明かし、人類が悟りにいたる叡智を説く恰好の書!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに

第一章 観音菩薩の化身、ダライ・ラマに学ぶ般若心経
呪文のような「漢訳」般若心経
仏陀自身の解釈も時々で異なる
般若心経の写経や朗誦に意味はあるか
般若心経には二種類ある
なぜダライ・ラマに般若心経を学ぶのか
般若とは? 波羅蜜多とは?
悟りへ到るための十の行い
サンスクリット語原典訳の般若心経
中国語の般若心経にはない、さまざまな登場人物
仏教経典が『昔、ある時……』で始まる理由
仏陀とはいったい誰か
現代に続く複雑なカースト制度
平民カーストに広まった仏陀の教え

第二章 ダライ・ラマと読み解く「悟りへの智慧」
なぜ人は「悟る」必要があるのか
輪廻を決定するカルマには優先順位がある
前世のカルマが善ければ人間として生まれる
ヒンドゥー教より厳しい苦行を課する仏教
悟りに到る四つの真理
ダライ・ラマと読み解く般若心経
一瞬にして真理を明らかにする観音菩薩
全宇宙を構成する五つの要素
舎利子と観音菩薩による「空」をめぐる対話
般若心経にも刻まれたカースト制
生きとし生けるものはすべて仏になれる
悟りに不可欠な慈悲の心
仏教とヒンドゥー教の悟りのちがい

第三章 般若心経の真髄、「空」とは何か
中国語で読んで陥り易い誤ったイメージ
「空」が先か? 「0」が先か?
独自に存在するものなど何もない
宇宙はどのように始まったのか
ビッグ・バンもカルマの力により生じた
形あるものと「空」は一つの有機的総体
短縮版「般若心経」を検証する
漢訳では意味が異なる謎の四文字
般若心経は時代とともに変貌した
物事の有り様の本質は「中道」にある
事物や宇宙の創造をも構成する「微粒子」
「私の心」とは「私」なのか、「自我」なのか
感覚・知覚のすべてが「空」である
「般若波羅蜜多」を実践する方法
「老死」にも「叡智」にもとらわれない境地
悟りさえ、「空」である
そして、すべてが「空」となる

第四章 悟りに到る実践法
すべてが克服され、究極の涅槃に到る
衆生の救済のため、この世に止まる菩薩たち
霊力が宿る言葉、真言
悟りに到るための二つの方法
一気に悟りに到達するタントラヤナの秘儀
悟りを得るための五つの段階
ヨガは解脱をするための厳しい精進法
何ごとにもかき乱されない心の状態
直接心で「空」を感得できる
真理を追求する「一点集中瞑想法」
悟りに到った人々の歓喜で終幕

「ダライ・ラマ般若心経を語る」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 著者は、大谷幸三氏ですね。基礎的、文字的知識を整理するには、丁度いいかも。 著者は、大谷幸三氏ですね。基礎的、文字的知識を整理するには、丁度いいかも。
    Tenouji
    2015年05月22日
    4人がナイス!しています
  • インタビューをうまい具合に編集していて、「ダライ・ラマ」本にするのはどうか、と思うが、分かりやすくふざけてもおらず、文庫本としては十分満足。 インタビューをうまい具合に編集していて、「ダライ・ラマ」本にするのはどうか、と思うが、分かりやすくふざけてもおらず、文庫本としては十分満足。
    芋煮うどん
    2020年05月07日
    3人がナイス!しています
  • 昨年、ダライ・ラマの講演に行ってから、まあ、そのまえに読んだ「怒りの癒し」を読んでから、ハマっています。本質的には同じ事を語っているのだけれど、何度読んでも新鮮というか、清々しい気分になるし、逆に反省 昨年、ダライ・ラマの講演に行ってから、まあ、そのまえに読んだ「怒りの癒し」を読んでから、ハマっています。本質的には同じ事を語っているのだけれど、何度読んでも新鮮というか、清々しい気分になるし、逆に反省しきりになったりする。まだまだ自分は熟読したと言えるほど理解はしていないが、この感覚を切らさないようにしていきたい。 …続きを読む
    あきら
    2017年01月07日
    2人がナイス!しています

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