知っておきたい日本の神道

知っておきたい日本の神道

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784044057121
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知っておきたい日本の神道

  • 著者 武光 誠
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
224
ISBN:
9784044057121

日本人の暮らしや心と切り離せない神道の本質をわかりやすく紹介!

初詣、秋祭り、お宮参り、七五三など、日本ならではのしきたりや文化には神道由来のものがとても多い。自然の恵みに感謝する心や、人と人とが協調して生きる「和の心」を基本とする神道の本質を身近な事例や歴史を通してわかりやすく解説。神社で柏手を打つのはなぜ? 結婚式で三三九度の杯を交わす理由は? 式年遷宮とはどんな儀式なのか? 素朴な疑問も一気に解決! 日本の良さが再認識できる、神道入門の決定版。 初詣、秋祭り、お宮参り、七五三など、日本ならではのしきたりや文化には神道由来のものがとても多い。自然の恵みに感謝する心や、人と人とが協調して生きる「和の心」を基本とする神道の本質を身近な事例や歴史を通してわかりやすく解説。神社で柏手を打つのはなぜ? 結婚式で三三九度の杯を交わす理由は? 式年遷宮とはどんな儀式なのか? 素朴な疑問も一気に解決! 日本の良さが再認識できる、神道入門の決定版。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに

序章 日本人と神道
1 神道とは何か
2 日本人にとって神様とは何か
3 自然のなかの日本人と神道
4 神を持て成す人を持て成す

第一章 御先祖さまと神道
1 日本人が先祖の祭りを重んじるわけ
2 穢れと祓い
3 神様にも必要な祓い
4 先祖の霊と氏神
5 神道に開祖、聖典がない理由
6 神道の「あの世」
7 神道の葬礼、神葬祭
8 神道とお墓
9 家の祭りと神棚
10 神社とお寺の関係

第二章 神社の不思議──暮らしのなかの神道
1 神様がいつも神社にいるわけではない
2 神道の神様は一神教の神とは異なる
3 鎮守の森、鳥居、注連縄、狛犬──神社に欠かせないもの
4 手水舎、賽銭──身を清めて参拝する
5 神前で拍手するのはなぜか
6 神殿の前に鏡を置く理由
7 お札やお守りの料金を初穂料という理由
8 氏神と鎮守と産土神
9 神職と巫女の違いとは?
10 祝詞とは何か
11 遷宮とは何か
12 二〇年ごとの伊勢の遷宮
13 出雲大社の大遷宮

第三章 祭事に込められた意味──暮らしのなかの神道2
1 年神様を迎える正月──年中行事(1)
2 年に二度の大祓──年中行事(2)
3 春祭りと秋祭り──年中行事(3)
4 お宮参り──一生の神事(1)
5 七五三──一生の神事(2)
6 厄年──一生の神事(3)
7 奇数は福を呼ぶ
8 神前結婚式
9 神輿と神楽
10 相撲も能も神事だった
11 地鎮祭は神様への挨拶とお礼

第四章 皇室と神道
1 皇室の起源と神道
2 物部氏と中臣氏、忌部氏
3 伊勢神宮の内宮と外宮
4 皇室と伊勢神宮
5 庶民に広がる伊勢信仰
6 お伊勢参りの盛行
7 三種の神器と天皇

第五章 神話と神道
1 天照大神をめぐる神話
2 出雲が神の国といわれる理由
3 古代から続く国造家
4 出雲にまつわる神話
5 『古事記』『日本書紀』と神々の系譜
6 田の神、山の神、海の神
7 神の使いの動物

第六章 日本人の心と神道の歩み
1 神道で最も大事にされていることとは?
2 縄文人の信仰
3 国の起こりと神道
4 天照大神の誕生
5 神道と仏教
6 神になった人
7 儒教と神道
8 国学が広めた尊王思想
9 国家神道から戦後の神道へ

終章 現代日本と神道
1 日本の戦後復興と神道
2 神道と自然保護

「知っておきたい日本の神道」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 初読。「知っておきたい〜」シリーズは軽い読み物をもとめているときにちょうど良い。旅行の際の御朱印集めで神社を巡っていると、自然と神道への興味が強まり、知りたいことも増えてゆく。本書については他のシリー 初読。「知っておきたい〜」シリーズは軽い読み物をもとめているときにちょうど良い。旅行の際の御朱印集めで神社を巡っていると、自然と神道への興味が強まり、知りたいことも増えてゆく。本書については他のシリーズ作品と併読しないと意味が掴みにくい部分もあったが、概ねわかりやすくまとまっていた。古代日本の霊魂についての概念が興味深かった。著者の本は全体に「日本万歳」「日本人は優しい平和主義」とごり押ししてくるところが鼻につくのだけれど、若年層が日本人というアイデンティティを愛する精神を養うには良い入り口かもしれない。 …続きを読む
    クナコ
    2022年01月05日
    8人がナイス!しています
  • 神道のゆるーい感じが面白い。難しい教義がなく、あるのは「良心に従って生きよう」「神が作ったもの(人や自然など)を大切にしよう」「みんなで楽しく暮らそう」などの心がけ程度。神様の定義も「祀るもの全てが神 神道のゆるーい感じが面白い。難しい教義がなく、あるのは「良心に従って生きよう」「神が作ったもの(人や自然など)を大切にしよう」「みんなで楽しく暮らそう」などの心がけ程度。神様の定義も「祀るもの全てが神様」で曖昧。だから神以外にも、人や仏を祀る神社もあるし、「何も祀ってないけど、拝むとご利益がある神社」もある。また、死んだ後は霊魂が神の世界に還るだけなので、葬式も簡単。これは神社で働いてる人がコミックエッセイ作ったら爆笑とれると思う。 …続きを読む
    しき
    2016年02月11日
    6人がナイス!しています
  • 今まで神社を参拝するのは正月の初詣、子供ができた時の安産祈願、生まれた後のお宮参りなどのお願い事ぐらいで、そのルーツや歴史的背景は分かっていなかった。そこを本書ではわかりやすく解説されていて、素直に「 今まで神社を参拝するのは正月の初詣、子供ができた時の安産祈願、生まれた後のお宮参りなどのお願い事ぐらいで、そのルーツや歴史的背景は分かっていなかった。そこを本書ではわかりやすく解説されていて、素直に「へぇ〜」と思える事柄が多々あった。神道が日本固有のものであり、仏教とのつながりも学べ、改めてその歴史を知ることができた。明治政府の神仏分離令、大戦後のGHQによる政教分離と、時代の流れによって勢力や形を変えつつも脈々と続く神道をこれからもゆるく関わり続けようと思う。年末のこの時期に読んだのも良かったかも。 …続きを読む
    Gordon
    2016年12月31日
    3人がナイス!しています

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