- 著者 田口 ランディ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041010402
マアジナル
- 著者 田口 ランディ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2013年10月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 400
- ISBN:
- 9784041010402
世界と自分の在り方を問う、魂を揺さぶる傑作長編小説!!
あの日、彼女は何を見たのだろう―。ともにUFOを呼んだ6人の運命は、1人の少女の失踪で狂い始める。6人の数奇な人生が再び交錯したとき、世界は静かに揺らぎ始め、目の前の現実が崩れ始める―。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
おすすめコメント
今このときに知るべきいろんな真実のかけらが星みたいにちりばめられてる。
自分の足で見つけに行こう。
――よしもとばなな
「想定外」の出来事が起きた今だからこそ、この作品は私の魂をこれほどまでに震わせたのだろう。
――香山リカ
人には見えないものが見える方が世界はカラフルです!
――内田樹
見えない線をつなぐ眼だけが空に星座を発見する。
星は、あなたに向かってやってくる。
――藤本由香里(明治大学准教授)
『マアジナル』は大変な傑作です。
もしスピルバーグが読んだら、地団駄をふむでしょう。
何十年も前から、こんな物語を生み出したかったと。
――浅野智哉(フリーライター)
「マアジナル」感想・レビュー
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世界の在り方が曖昧になる。 「胡蝶の夢」でもわかるように、人間は昔から境界の曖昧さに気付いていたのだろう。 「我思う、故に我在り」、デカルトの言葉の解釈。存在という概念を改めて考えさせられる。 認識でき …続きを読む2020年06月23日63人がナイス!しています
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marginal。限界点とか、ギリギリラインみたいな意味らしい。異世界との境界が、ひりひりするような感覚で描かれている。作者の田口ランディこそ、知りたい欲求を止めない人なんだと、本作でつくづく思った。そしてそ …続きを読む2013年11月08日5人がナイス!しています
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「わたし」が誰か分からない場面が多くて肝心なところに二人いるけどもう一人は誰だろ?とぐるぐる🌀しながら読み終えた😃 あの日みたUFO的な存在は誰しもあるのではないかな2021年03月17日3人がナイス!しています
著者紹介
田口 ランディ(たぐち らんでぃ)
1959年生まれ。作家、エッセイスト。2000年長編小説『コンセント』でデビュー。主に人間の心の問題をテーマに幅広く執筆活動を展開。小説に『アンテナ』『モザイク』『被爆のマリア』『キュア』『蝿男』『蛇と月と蛙』、エッセイに『ほつれとむすぼれ』『パピヨン』『生きなおすのにもってこいの日』など多数。