からまる

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041011720
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からまる

  • 著者 千早 茜
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041011720

注目の新鋭が描く、絡まり合う男女たち。

生きる目的を見出せない公務員の男、不慮の妊娠に悩む女子短大生、そして、クラスで問題を起こした少年……。注目の島清恋愛文学賞作家が“いま”を生きる7人の男女を描いた、7つの連作集。 生きる目的を見出せない公務員の男、不慮の妊娠に悩む女子短大生、そして、クラスで問題を起こした少年……。注目の島清恋愛文学賞作家が“いま”を生きる7人の男女を描いた、7つの連作集。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「からまる」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 大好きなタイプの連作短編集。ひらがなで綴られた各章のタイトルが、やけに色っぽい。みんな複雑にからまりながら、必死に生きているんだよね。 大好きなタイプの連作短編集。ひらがなで綴られた各章のタイトルが、やけに色っぽい。みんな複雑にからまりながら、必死に生きているんだよね。
    ミカママ
    2016年12月02日
    320人がナイス!しています
  • 『本当は傷つけ合ってもいいから、絡まり合わなきゃいけなかったのに、一人きりでこんがらがっていたのかもしれない』。七つの短編が人と人との絶妙な繋がりによって見事な連作短編を構成するこの作品。そこには視点 『本当は傷つけ合ってもいいから、絡まり合わなきゃいけなかったのに、一人きりでこんがらがっていたのかもしれない』。七つの短編が人と人との絶妙な繋がりによって見事な連作短編を構成するこの作品。そこには視点の主を務める男女七人それぞれの生き様が描かれていました。それぞれの主人公たちがお互いの人生に影響を与え合っていく様が連作短編としての奥深さを醸し出すこの作品。そんな作品を彩る千早さんの鮮やかな比喩表現にも魅せられるこの作品。人は一人では生きてゆくことはできない、読後にそんな言葉を改めて思い浮かべた作品でした。 …続きを読む
    さてさて
    2023年06月07日
    238人がナイス!しています
  • 【月イチ再読】千早茜さん大好きで最新刊以外全部既読。7編の連作短編集。各章の視点が変わり登場人物達のことが少しずつ見えてくる。緩やかにからまり合う関係。透明感がありしっとり湿り気のある雰囲気。千早さん 【月イチ再読】千早茜さん大好きで最新刊以外全部既読。7編の連作短編集。各章の視点が変わり登場人物達のことが少しずつ見えてくる。緩やかにからまり合う関係。透明感がありしっとり湿り気のある雰囲気。千早さんは言葉にするのも難しいような想いも優しく淡く丁寧に描かれる。全ての章のラストが素敵♡「まいまい」「あししげく」良かった♪「ゆらゆらと」「うみのはな」で田村と華奈子の関係もいい。「ひかりを」で涙。絶妙なバランスで人間関係や本当の気持ちを描かれていて自然と気持ちに寄り添える。千早さんの作品の中でも特にお気に入り♡ …続きを読む
    ❁かな❁
    2018年06月23日
    211人がナイス!しています

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